オープン4年目で思う、Anche Vino!のこと
まずはお店の紹介から。
【アンケヴィーノ| Anche Vino! 】はワインを主軸とした小売店です。
2018年3月、板橋区の南常盤台にオープンしました。
店主はワタクシ、スズキトモカ。設立当時は38歳。そういえば、3月生まれなので3月にオープンしたかったという、変なこだわりがありました。(『3月生まれ』が、気に入っているのです。)
◆ 「なんでこんなところに?」
今でも聞かれるこの質問。
答えはシンプルで『家が近いから…。』
周りの友人や夫にさえも、もっと街中にしたら?と、よく言われたのですが、私には全く響かず…。
田舎育ちの私にとって、狭く、ゴミゴミとしたところで仕事はしたくなかったのです。それに、扱っているプロダクトが良ければ、場所は関係ないと。わざわざ来てもらえるお店ってかっこいいじゃない!と思っていました。
結果、1年目はボロ負け。『だから言わんこっちゃない』なんて顔で見られていました。そもそも、地元でもなく、家業でもなく、利幅の少ない酒屋をやるなんてどうゆう神経してるの?くらいによく言われてました。どうせ夫のお金でやってるんでしょ?とかも。いやいや、ちゃんと自分で然るべき場所からお金借りてやってます。(返済済み!)
営業時間も18:30までだし、そりゃそう思いますよね。
◆ 謎の信念
でも、時間も場所も関係ない!お客様は私の選んだワインが本当に必要ならば、絶対にくる!という謎の強い信念がありました。
今までやりたっかた事を全部吐き出すかのように3年間やりました。
今は、修正と継続を続けています。
今年は飲食店営業許可証も獲得したので、立ち飲みも大々的にやりたかったのですが、コロナでお預けです。
素敵なお客様にも恵まれて、近所の個人事業仲間と痛みを分かち合い励ましあったり、先輩酒屋さんに相談に乗ってもらったりと、なかなか楽しくやっています。一人で営んではいますが、不思議と一人ではない感覚です。
そんな中、今、お手伝いしているプロジェクトがあり、、、そのことはまた次回。