焼肉屋によくあるあっさりした牛のスープ。めちゃめちゃ感動したコムタンの名店に行く(羅州)
羅州は韓国語でナジュと読みます。
まだまだ全羅道旅行の最中なのだけど、1日目は赤丸の木浦(モッポ)というところにいて、北上し羅州へ。
羅州へ行った目的はただひとつ。
コムタン
コムタンは牛の内臓で出汁を取ったスープ。
内臓というと濃厚そうだけど、とてもあっさりで辛くないし美味しいよ。
コムタンはこの羅州(ナジュ)市の名物らしく、羅州コムタンという名前で親しまれている。
そんなコムタンの店が乱立する激戦区の中でも特におすすめされた하얀집(ハヤンチプ/白い家)という所に行ってきた。
写真は撮れなかったのだけど、入るとまず鍋に入れて煮込むだけでOKな持ち帰り用のコムタンがずらっっっとならんだ冷蔵庫が右手にある。
そして左手には千と千尋の神隠しの両親が豚になるシーンの厨房みたいな厨房があって、めちゃくちゃ写真を撮りたかったのだけど、従業員も客もバッチリ映ってしまうので耐えた。
キムチ&カクテキ(大根キムチ)はセルフで取り放題でした。
すべて国産の材料で、お店で直接浸けたものです。との但し書きがあったのだけど、韓国内で【国産】の文字を見ると変な気持ちになるのは私だけだろうか。
私にとっての国産=日本産だし、日本のスーパーで韓国産なんてほぼ見ないから、韓国産の白菜とか大根とかなんだか珍しい気がしちゃう。
さておき、全羅道(すごく今さらだけど、この"道"というのは日本でいう"県"みたいなものです)のキムチとカクテキというのはちょっと他の地域とは違う。
全羅道ではキムチは少し熟成が進んだすっぱいものが好まれるらしく、この店のキムチも例に漏れずすっぱかった。
私は熟成しすぎてるキムチ苦手なんだけど、ここのは美味しかったよ!キムチって店によって味全然違うから面白い。
そして肝心のコムタン
写真が、、
なんで見切れてるの、、
一刻もはやく食べたすぎて雑になったんだろうなたぶん。
さっぱりとはしてるんだけど、牛の旨味がぎゅっと詰まっててコクがあって、一応塩コショウは用意されてるけど味が完成されすぎて何も足す必要がない。
キムチと一緒に食べてもカクテキと一緒に食べてももうなんでもおいしい。
1910年から続いてるだけあるよ!!と何度も思った。
上の方にあるのはついでにくれた豚の頭部の肉で、甘辛いチョジャンというソース(そばにある赤いやつ)につけて食べるのだけど、これも当然おいしい。
一瞬ですべてを完食した。
本当に満足度の高いコムタン、最高だった。。。
背景が惜しすぎるけど(笑)、近くにあったお花畑もきれいだったなあ
実物はこの写真の3倍くらいの広さでした。
全羅南道では光州(クァンジュ)が割と有名な都市で観光地でもあるので、もし光州(クァンジュ)に行くことがあるなら、コムタンを食べるためだけについでに羅州(ナジュ)へ行ってみるのもツウな楽しみ方だなと思います。
以上感動のコムタンおしまい。
次は全羅南道の首都、光州(クァンジュ)についてかきますたぶん!