1・ストレスと体の関係
こんばんは、anaveru3です。
ストレスとは?
身体あるいは心に何らかの刺激が加わり心身に緊張を生じた状態を言います。ですが悪いことばかりではありません。適度のストレスはやりがいを感じさせるなど、良い反応につながることもあります。過剰なストレスは放っておくと体調の変化や心身の不調へと発展する可能性もあるので注意が必要です。
ストレッサーを知ろう
ストレスの原因をストレッサーといいます。ストレスは1つの要因とは限らず、いくつかの原因が複合的に存在していることもあります。
主なストレッサー
心理的要因:不安、緊張、怒りなど自己の精神的な状態によるもの。
身体的要因:疲労、不眠、健康障害など身体的な状態によるもの。
物理的要因:光、音、温度、放射線、風 自然環境、自然現象によるもの。
化学的要因:タバコ、食品添加物、栄養の過不足など、体内に取り込まれる化学物質によるもの。
生物学的要因:体内に侵入した細菌、ウィルス。カビ、ダニ、花粉などの非自己によるもの。
社会的要因:社会とのかかわりによるもの、場によるもの、時間によるもの。
ストレスによる生体反応
ストレッサー外部から刺激を受けると、ストレスが生じます。
交感神経が優位になり、アドレナリンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が放出される、副腎皮質から糖質コルチコイド(ストレスホルモン)、副腎髄質からアドレナリンが分泌されます。血糖値の上昇やその他生体反応が起こります。
生体内のストレス反応はいかなる場合も共通ですが、ストレスの感じ方には個人差があります。
もともとある程度のストレスに耐える能力を持っています。
適度のストレスは人を成長させますが、過度なストレスがかかり続けると
心身症や女性であれば月経周期の以上を起こしたりします。
例えば、同じストレッサーを受けてもつらいと感じない人もいればそうじゃない人もいます。また同じ人でもタイミングや健康状態によっては感じ方が違うときもあります。ストレスに対する強さ、抵抗力をストレス耐性といい、これはその人が育ってきた環境、性格、体質、経験などでも変わってくることがあります。
ストレスは私たちの体のバランスをとっている恒常性の維持に関わってきます。ストレスにより生じる快の感情は良い影響を与え、不快の感情は悪い影響を与えると考えられています。私たちの体は恒常性のしくみによってストレスを処理し、各機能で調整を行います。これがストレスが過度にかかると
免疫力が低下したり、時には様々な疾病に繋がることもあるのです。
ストレス障害による疾病を予防するためにもストレスについて理解していきたいですね。
参考文献 AEAJ認定アロマテラピーインストラクターアロマセラピスト公式テキスト