ボードゲームをつくった話
ごみ国際というサークルに所属しています
夫婦で「あひる湯」というボードゲームを
50部製作し販売しました
先日、すべて完売しましたのでその経緯を記します
ボードゲームを制作している「ごみ国際」は、
元々「いんたーなしょなるとらっしゅ」という
ボードゲームであそぶ大学のサークルでした
ごみ国際の作品一覧
これまでに10作品つくっています
・『choose』(2019年春)
・『deadly ring game』(2019年春)
・『プラナリズム』(2021年春)
・『眠れない夜の色』(2022年秋)
・『クモのイト』(2022年秋)
・『エラー・ネット・サーフィン』(2023年春)
・『Ziegen jagen!』(2023年春)
名古屋ボードゲーム楽市
フレッシュドラゴン大賞2023・大賞受賞
・『Cowlien』(2023年秋)
・『あひる湯』(2023年秋)
・『ギネンザツエイ』(2024年春)
名古屋ボードゲーム楽市
フレッシュドラゴン大賞2024・特別賞受賞
ボードゲーム制作
①どんなゲームにする?
まずは思いついたことを言葉にしてみる
”やりたいこと”の全体像を捉え、
どんなルールにするかを考えていきます
②あそんでみよう
ある程度なにがしたいかが定まってきたら
実際にあそんでみましょう
そして「たのしい」を引き出すために
さらに熟考します
③デザインを考える
ゲームのデザインを考えます
デザインによってゲーム性が崩れてしまうことも
印刷会社にデータを入稿する前に
カードデザインが決まったら印刷して
再度テストプレイしておくと安心!
同時に説明書を作成していきます
楽しい説明書が書けず
友人に文章表現をお願いしました
友人のおかげで愉快な説明書ができました!
テンプレートはIllustrator(ai形式)が多く
説明書作成の際にInDesignを用いることもあり
Adobeを購入することをおすすめします
ここからは気合いが重要です
どこで初出展するか(〆切)を決めると良いでしょう
ゲムマならば出展料を払い、ブースカットを描くと
自分を追い込むことができます!!
友人が居なかったら
「あひる湯」の完成はいつになってただろうか
感謝です🐣
④お願いしまーす
印刷会社にデータを入稿します
基本的に期限長い&大量印刷の方が安くなります
早めに入稿しようね🤯
説明書とちらしはグラフィック様
カードはBGP様に依頼しました
「あひる湯」はカードが32枚に収まらず
ひと箱にふたつはいっています、豪華だね!
初めてのIllustrator操作で手間取り
友人に素材を送り配置&入稿をお願いしました
⑤広告
ここからはごみ国際が実践したことを紹介!
1.アクセス先をつくる
・XやInstagramアカウントを作成する
・通販でも手に入るようにboothを設ける
・出展するイベントのHPを設定する
ごみ国際は
XやInstagramで出展予告して
ゲムマ他イベントのHPとboothにサークル名と
販売するゲームの一覧を掲載しています
2.ちらしをつくる
A4両面のパンフレットを作成しました
たくさんの人に持って帰ってもらいました
頑張ったのでとてもうれしかったです🌈
また、作品パンフレットとは別に
おしながきを作成していました
ごみ国際は現在10作品目を迎え
小さいスペースでゲームも6つ販売しているため
今後のイベントでは
商品をまとめたものを1枚にすることになりました
また、Xでの宣伝用に下記ちらしをつくりました
遊び方が簡単に把握できるようにしました
⑥販売
イベントに出展しましょう!
毎年”ゲームマーケット”が春と秋開催されます
その他にも地方で即売会のイベントも!
また、試遊ありorなしのスペースから選べるので
予算や交通費などを考慮して参加しましょう
ごみ国際は展示も工夫しています
1.展示物の制作
2.ブース全体像
「あひる湯」は
2023年5月に制作を開始し、
2023年9月に販売を開始し、
2024年3月を以て終売となりました
さいごに
初作にして
細部までこだわりの詰まった自信作であったため、
うれしかったですがすこし寂しいです
「あひる湯」も
なにかの縁で増殖するかもしれません
是非どこかで遊んでいただければと思います