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今日のプチ解剖:心臓について正しい記述はどれ?
こんにちは。かずひろ先生です。
今日も解剖学のプチ勉強をしていきましょう。
<あマ指-2008-26>
問題2-14 心臓について正しい記述はどれか。
1.房室結節は心室にある。
2.前室間枝は右冠状動脈の枝である。
3.肺動脈弁は大動脈弁の左前方に位置する。
4.僧帽弁は3枚の弁尖からなる。
さて、こちらはどうでしょう。
【答え】
3.肺動脈弁は大動脈弁の左前方に位置する。
【心臓の弁膜】
— かずひろ先生 なるほど解剖学 (@goukakuouenman) April 1, 2021
房室弁:左二右三/二尖弁は僧侶がかぶる帽子に似ているので、僧帽弁
→ 腱索と乳頭筋が作用
動脈弁:3枚の半月弁
<心臓には2つのヒダリマエ>
大動脈弁が真ん中、肺動脈弁はヒダリマエ
冠状動脈もヒダリマエ pic.twitter.com/NBVfO0R0Xa
冠状溝で心房を切り離すと4つの弁膜が見えます。
・大動脈弁が真ん中、肺動脈弁は左前
・房室弁は大動脈弁の後ろ(左後ろは僧帽弁、右後ろは三尖弁)
💡心臓には2つのヒダリマエ💡
大動脈弁が真ん中、肺動脈弁はヒダリマエ
冠状動脈もヒダリマエ
その他の選択肢について
1.房室結節は心室にある。
→ 房室結節は心房にある。
洞房結節も房室結節もどちらも右心房
2.前室間枝は右冠状動脈の枝である。
→ 前室間枝は左冠状動脈の枝である
肺動脈弁はヒダリマエ
冠状動脈もヒダリマエ
4.僧帽弁は3枚の弁尖からなる。
→ 僧帽弁は2枚の弁尖からなる
Peter Geymayer, Bishops at the Second Vatican Council in 1962.
二尖弁は僧侶がかぶる帽子(ミトラ)に似ているので、僧帽弁
■ まとめ
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