【3-4 (1)】呼吸器系 - 肺 解説
▶ 体表から見た肺の位置
■ 1. 肺葉
まずは上記のポイントをしっかり抑えてください。
あとは、たまに左右の肺が接するものが出題されることがあります。上大静脈や下大静脈、奇静脈がつくる溝は右肺にあります。大動脈弓から胸大動脈がつくる溝は左肺にあります。
■ 2. 肺区域
■ 3. 肺胞
▶ 肺におけるガス交換(血液空気関門)
■ 4. 胸膜
💡肺門部で折れ返らないと管が出入り出来ません💡
▶ 胸膜と陰圧の関係
・臓側胸膜と壁側胸膜の間は水(漿液)による表面張力が働いています。肺は弾性線維の作用により、縮もうとする力が働いていますが、この表面張力の作用により縮まずに胸膜に張り付いて膨らんだままでいられます。この時に、肺の縮もうとする力に拮抗するだけの「陰圧」が働いています。
・吸気時に胸腔が広がる事により、胸膜も広がります。それにともない肺も広がり吸気が起こります。面積が広がり肺が引き伸ばされた分、さらに「陰圧」となっています。
※この隣り合うもの同士をくっつける作用がある水の表面張力は、肺胞内部で働いてしまうと、肺胞壁がくっついて広がらなくなってしまいます。これを防止するのがII型肺胞上皮細胞が分泌する「サーファクタント」です。
▶気胸
■ 呼吸運動
■ スパイロメーター(肺機能検査)
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