今日のプチ解剖:外胚葉に由来するのはどれ?
こんにちは。かずひろ先生です。
今日も解剖学のプチ勉強をしていきましょう。
<あマ指-2002-17>
問題6-56 外胚葉に由来するのはどれか。
1.肝臓
2.心臓
3.喉頭
4.脊髄
さて、こちらはどうでしょう。
【答え】
4.脊髄
3胚葉はよく出題されますが、臓器ひとつひとつで覚えようとしても数が多くて覚えられません。ここはざっくりと器官系でくくってゴロで覚えるのが楽です
わが輩は皮膚感覚が神経質である
(外胚葉) (皮膚) (感覚器) (神経系)
証拠は尿路には無いよう
(消化器・呼吸器・尿路) (内胚葉)
骨肉血みどろの人生に酎ハイで乾杯
(骨・筋・循環器系・腎臓・生殖器系) (中胚葉)
※ 乾杯に意味はありません!
その他の選択肢について
1.肝臓
肝臓は消化器系 → 証拠は尿路には無いよう(内胚葉)
2.心臓
心臓は循環器系 → 骨肉血みどろの人生に酎ハイで乾杯(中胚葉)
3.喉頭
喉頭は呼吸器系 → 証拠は尿路には無いよう(内胚葉)
■ まとめ
国試過去問は全ての選択肢の誤りをただすことが大切
国試過去問は答えがわかるからOKではありません。全ての選択肢をただしい文に直すこと。これが大切です。そして、国試ででてきた用語は重要語句として、かならず理解してください。用語が曖昧であったら、曖昧なままにしておかないこと。
問題がわからないのは、用語がわからないからです。
逆に言えば、すべての用語が理解できていれば、どのような文で問題がでてもほとんど解けるはずです。
かずひろ先生の解剖学マガジンでは、解説 → 一問一答 → 国試過去問の3段構造で理解を促します。
解説は図を沢山もちいて、覚えるポイントも表でまとめてあります。
一問一答は、大切な語句をまんべんなく覚えて基礎力をやしないます。
そして国試過去問は、全ての選択肢について誤りを正して、同時に関連知識もチャンク化して想起を促します。学習効率を上げるための記憶術をちりばめています。
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