性的価値 ~巷のコンプレックス.1~
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で起業を目指す橋本なすなです。
SNSには露出の多い写真や、扇情的な投稿を行う女性たちがいます。
(この記事は人の心の核心に触れます。読者様のなかには気分を害してしまう方もいるかもしれませんが、どうか表現の自由をご寛恕ください。)
彼女たちは何を目的にし、何を求めて、そのような行動に走るのか。性被害の経験がある、私なりの分析録と意見です。
1.承認欲求
まず第一に挙げられるのが、承認欲求ではないでしょうか。これには性的な事柄だけでなく、様々な欲求のカタチが存在しますね。
2.癖
人に見られることが快感だと言う人もいるでしょう。それは何も汚らわしいことでも 恥じることでもないと私は考えます。人の趣味嗜好は様々です。
3.存在意義
過去の経験や、自信の有無、固定概念により、自分の社会的存在意義を満たそうとする行為。彼女たちの行動心理にも紐づくのではないかと思います。
上記3つがSNSに扇情的な投稿を行う彼女たちの目的だと推測します。その中でも最も危険性があると感じた「3.存在意義」にフォーカスを当てて、さらにお話を進めます。
艶めかしい姿、態度でいることで、男性から求められる。そこに己の社会的存在意義を見出す。こんな女性を皆さまはどう感じますか?
SNSで扇情的な投稿を行う彼女たちの一部、そして情けのないことに、過去の私自身が、そんな女性だったのです。
ある人は仕事ができることで、ある人は特技を持っていることで、ある人は容姿で自信を育み、社会における己の存在意義・アイデンティティの確立を行う。
そんなごく普通のヒトの営みが、私たちは「性」なのです。
自信や社会的存在意義を保つ為に、そういった行動に出るのです。
私の場合は幼少期の性的虐待や、学生時代には遠慮のない性的発言を浴びせられる日々、社会では性的対象として見られ 扱われることが多かったことから、「私には性的な価値しかないのだ」と思うようになりました。
しかし私の性的価値を用いて関われてきたのは男性のみ。女性に対して与えられる私の価値は何も無い。だから私が女性と関わる為には、それに代わる何か他の価値を付けないといけないんだ―――――――
そんな思考が故でしょうか。今でも女性との関りは得意ではなく緊張しますし、女友達と呼べる関係も少ないです。
性的存在であることが板につき、皮肉にも男性とは、いとも簡単にコミュニケーションを取れてしまえるのですが・・・。
しかし性は諸刃の剣。
性で相手を満たそうと思えば、何故だか心が欠けていく。
気が付けば私は、閉鎖的な部屋に閉じこもり、来る日も来る日も大量の血を流していたのです。
「表面的には得意気な男性との関りは 私が世界で一番苦手なことだった」
大きく何かを失う前に
自信や存在意義を見出すためにしているのなら、絶対にやめるべきだ。
私はその渦中にいた際に、幸いにも今のパートナーに出会い、彼にすべてを話しました。私には性的価値しかないと思っていること、自信がないこと、これまでしてきたこと、関係を深めるのが不安なこと。
しかし彼は私を受け入れ、愛で包んでくれました。
その彼の行動が、これまで抱いてきた男性に対する恐怖や不信感を解いて、「男性が苦手だ」とちゃんと認識ができるまでに浄化してくれたのです。
苦手があることは決して褒められることではないが、自分を守る為に、自分を尊重し生きる為には、それも必要なことです。
そして私の看板商品で、自信を見繕っていた「性」を手放してしまえば、新しい自分に出会い、性に代わる新商品も生まれました。
私には0→1の思考力やビジネスセンスがあるし、人の心を読み 動かす力もあるじゃないか!と。それが今回の起業という人生選択にも至りました。
あなたの性は、あなたの大好きな人に魅せることができれば十分で、性で得られるものは自信でも存在意義でもなく、大好きな人の愛情。性は大好きな人とのコミュニケーションツールのひとつに過ぎない。
それは言うまでもなく当たり前なのかもしれませんね。(書いてて思った)
しかし もしもいま、過去の私のように 身を削り 生きている人が居るのなら私はそう伝えたいです。
そしてそれを当たり前だと思える人なら知っておいてほしいです。私たちのように性的コンプレックスを抱える人間がいることも。
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