極限を、再び。
起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。
これを書く日が、ようやくやって来ました。
——— なんて言うには大袈裟なのだけれど、ここ3週間ほど、私は常に緊張を張り詰めて過ごしていました。
それに身体を慣らす為に、決意を揺るがせない為に。
私、芸能プロダクションに所属しようと思います。
理由は、私には今「 私を売ってくれる人 」と、「 数 」「 影響力 」が必要だから。
それに至った経緯は、母の死が始まりで、以前のパートナーと別れたことがきっかけです。
本当ならばこれは、母が亡くなり、兄と14年ぶりに会話をしたあの日に決意すべきだったのかもしれません。
けれどもあの時は、心身も極限状態だったし、日々息を吸うので精一杯。
食事をできたら〇(まる)。歯を磨いたり、お風呂に入れたら◎(にじゅうまる)。家事や仕事ができたら💮(はなまる)。
母が亡くなった今年1月から夏まで、私はそんな世界線に生きていました。
精神科の通院を再開し、薬を飲み、カウンセリングも受けました。
当時のパートナーとの他愛のない時間も、心の回復に繋がっていました。
“死なない” に徹した8ヵ月間。
それを経て、一般的な生活と、精力的に仕事ができるようになったのが9月頃のことです。
以前のパートナーとの別れは、私に強烈なメッセージを与えました。
現 状 に 甘 ん じ る な 。
本 来 の 目 的 を 忘 れ る な 。
そう直接的に誰かに言われたわけではないけれど、別れという出来事が、心に語りかけて来るものがありました。
直感的に何をすべきか、すぐに分かりました。
失恋に浸るんじゃない、色恋に人生を捧げるんじゃない。
9歳の私に、10歳の兄が言った『 こんなクソ母親について行くお前はあほや。ロクな人間にならへん 』という言葉を立証させないこと。
その為に自分の名前を売ること。有名になること。分かりやすく実績を残すこと。
それが私の元来の、働き、生きる目的であり、生涯のテーマです。
それを追い求めることを、私は暫く忘れてしまっていたのです。
今は、目的を果たす為ならば嘘を付くことも、求められた姿を演じることも厭いません。
これまでは嘘を嫌い、嘘が下手で、“橋本なずな” という存在に一滴の濁りも含ませまいと純度高く存在を証明してきました。
けれど、この短期間に対峙した幾つもの失意と絶望が、私から手段を取り上げて、心までも無くさせた。
私には今、心がありません。
けれど、これで良いのです。最初からこれで良かったのです。
目的を果たすという点において、私は幾分かやり易くなりました。
家族も居ないし、母の遺骨ももう土の中。
心を持ち合わせず、ただただ毎日、足と手を動かすだけ。
極限を、再び。
私の名前が、兄がどこへ行こうとも無視できなくなる、その日まで。
● 併せて読みたい ●
失踪していた兄と14年ぶりに話をしました [ 前編 ]
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