人生の棚卸しをする [後編]
そのうえで、今の私が伝えたいことの一つに「 忘れることを、恐れるな 」というものがあります。
母が亡くなってから、“大切な人を亡くした若者” の自助会に、定期的に参加しているのですが、その会でよく耳にする言葉があります。
( 前編はこちらから )
―—— 亡くなった人のことを、忘れてしまうのが怖い。
それは、私も同じです。
母が亡くなった当時に比べれば、最近はそれを考える時間も減っているし、母がいない世界に慣れてきてしまっている自分がいるのも事実です。
記憶が薄れていくことへの恐れと、母が亡くなってもそれなりに生きている自分への罪悪感 ―—— 。
けれど、ふと思いました。
記憶するって、頭と心の中だけでするものなのだろうか、と。
記憶の保管が、例えば文字や絵として残せたら。
記憶が薄れたり、忘れてしまうことへの恐れは、軽くなるのではないだろうか。
私は、23年間の記憶を本として残しているので、過去を振り返りたくなったら本を開きます。
本がある限り、力の入った拳のようにガチガチに意識をして、記憶を握り締めておく必要はないですから。
だから、いつでも立ち返られる場所を持って、安心して忘れよう。
それが私の、前の向き方でもあるんです。
長くなってしまいましたが、ここからが本題です。
( 本題まだ始まってなかったんかい、って思いましたよね。私もです。)
“当時に立ち返る” と “記憶の保管” ができる、新たな企画を立ち上げました。
主には棚卸ししたいことがある “色々あった” 大人の皆さまへ、そして、日頃から私の活動やnoteを愛してくださる皆さまへ。
あなたが主役の本を、書かせてください。
ご利用の流れはこんな感じ👇🏻
料金について、この価格に設定している理由をお話しさせてください✋🏻
高っ…!という印象を受けた方も、少なくないと思います。
ただ、既に数名の方のお話を執筆させていただいているのですが、か な り の “精神作業” なんです。
取材をして書く、という形ではあるものの、私は話し手になりきって書く、 “憑依型” の執筆スタイルを取っています。
そのため時には一緒になって喜び、幸せを感じ、また時には悲しみ、世界が終わってしまったかのような深い闇も共にします。
心と心で繋がる作業なので、月にご対応できる数には限りがあります。
また、人生や、とある記憶の棚卸しとしてご利用いただきたいので、一定の期間に何度も何度も利用することはないだろうと思っています。
そもそも、“人生” や “記憶” という大きな単位でお話しをしていただき、執筆させていただくのですから、程々なコストで、程々に仕上げることはしたくありません。
大きなコストはかかりますが、その分大きく、代え難い作品をお渡しできることをお約束します。
それら理由からお値段は少しお高く設定させていただいていますが、どうか悪しからず…!
最後に、担当作家紹介です👆🏻
ご依頼はもちろん、ヒアリング~納品まで全て私が担当いたします!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
長くなってしまったので、今日のご報告はここまでにします。
また追加の情報があれば、随時お知らせさせてください🙂↕️
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