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マンションをブランディングして5年、テレビの取材が来た話。
こんにちは。
デザインとブランディングをしている原島アミです。
実はとあるマンションのブランディングを担当させていただいて5年ほど経つのですが、遂に某テレビ局の朝番組にてマンションを取材していただくことができました!(空室待ちのコンセプト物件という企画です^^)
今日は取材をいただくまでに、どんなことに取り組んできたか?
について、まとめてみたいと思います。
①ターゲットを見定める
まず、絶対にと言っていいほどやってよかったのが「マンションに住みたいと思ってくれるターゲットの選定」でした。
とは言っても闇雲に定めたり、理想を掲げれば良い話ではありません。
マンションの場合。
そのマンションのお部屋の間取りや立地、最寄駅などによってどの層をターゲットにしたら良いかがガラッと変わってしまうからです。
逆に言えば、ワンルームか?1LDKか?都心か?各駅停車は止まるか?主要駅までの時間は?などをもとに割り出せば、どんな人が選んでくれそうかは見えてくるのではないでしょうか。
②マンションの強みを知る
その土地にある「他のマンション」について、どれだけ知っていますか?
「他のマンションにはないけれど、うちのマンションにはこんな魅力がある!」
という点を見つけることで、独自のアピールポイントが見つかります。
その土地の家賃相場はどれくらい?
同じ価格帯のお部屋の特徴は?
私がサポートさせていただいているマンションは、
独自の強みだらけ(笑)だったので苦労しませんでしたが、
見つけるのが難しい場合は強みをあえて作ってしまうのも手かもしれませんね。
取り組みやすい点で言うと、
「大家さんによるサポート」などが挙げられると思います。
お困りごとを受け付けてみたり、マンションの掃除を大家さん自ら行ってみたり…と言うことです。
③大家さんの想い
こちらも大切です。
私がサポートさせていただいたマンションは、何より大家さんご自身が楽しみながらマンションの管理をされています。
また、単に「利益が上がれば良い」というお考えではなく、
「入居する人に、暮らしを楽しんでほしい」と言う明確な想いをお持ちなんです。
こういった想いって実は、何気ない行動の一つ一つに現れるものなんです。
入居する方が快適な暮らしを送れるかどうかに、とっても大きく影響するのではないかと考えています。
まとめ
いかがでしょうか?
具体的にどんなことをやったのか?についてはまた別の記事にてご紹介しようと思います。
所有マンションの空室対策にお困りの方など、
ぜひ「ブランド」を活用してみてはいかがでしょうか?
原島アミ
anatano design合同会社代表。
1991年生まれ、群馬県出身。武蔵野美術大学デザイン学科卒業。
2019年に個人でデザイン業を開業、色や形などの表面的なデザインだけではなく、経営者の想いや強みを大切にしたいと考えブランディング業へ。
マンションのブランディングは開業から5年携わり、WEBサイトの制作からSNS運営、入居者向けイベントの企画運営などに尽力。想いある大家さんのサポートをさせていただくことで満室経営を実現。
自身がうつを経験したことから、すべての人が個を活かし「みんなちがってみんないい」世の中になるよう、それぞれの良さや強みを活かし、すべての人にやさしい「やさしさブランディング」を提供している。