緊急事態宣言とカラスの跋扈
緊急事態宣言が発出されて約2週間が過ぎました。20.315が住んでいる自治体でも、毎日定時刻に「市のお知らせ」アナウンスが街中に響き渡ります。
” ~ 外出自粛をお願いします ~ ”
小中学校が休業中であり、職場に向かう会社員が日に日に少なくなっています。自家用車や社有車で通う方はそれほど減っていないように見えますが、電車通勤は明らかに減っていて、私の家の前を行きかう人数が結構減っていると思います。
いや、徒歩や自転車の数は、かなり絶対数が減っていると断言できます!!
なぜ、こんなに力を込めて叫ぶのかというと、ゴミ出しの朝、数羽のカラスがゴミをくちばしでつついているからなんです。
カラスがゴミをつつくと、なぜ、人が減るのか?
いいえ、人が減ったからカラスがゴミをつつくのです。
これは、つまりこういうことです ↓ 後段につづく。
20.315が加入している自治会(班)は20軒ほどの世帯があり、広い道路に面している2軒の壁側がゴミ置き場になっていて、毎週月と木の週2回が回収日になっています。
もっというと、この4月から20.315は(ゴミの)アミだし係になっていて、前日の夜にアミを所定の場所に設置し翌日の朝、ゴミ回収車が通ったあとにアミを片付けるのが主要な任務なんです。
ゴミ回収車は概ね朝8時半~9時前後に巡回します。回収、ご苦労様です。
今朝も「そろそろ時間かな」と思って、玄関を出てゴミ場を見に行きました。
「!!!」
なんと、カラスが器用に、くちばしでアミを引きずり、半透明のゴミをあさっているではないですか!
と同時に、カラスの方も20.315の視線を感じて空に舞い上がり、電線に飛び乗りました。複数のカラスが何食わぬ顔で20.315の様子をうかがっています。
荒らされた半透明の袋からはみ出たゴミを、涙ながらに回収して別のポリ袋に詰め替えて処理しました。
おまえら、ええ加減にせい!
と目線を遠くにやると、カラスは20メートル先の別の班のゴミ袋をあさっていました・・・。
普段なら、つまり緊急事態宣言が出ていなければ、登校する子供たちやチャリで向かう高校生、そして、それこそ通勤電車に乗るべく駅に急ぐ会社員が、この道路を行きかうため、カラスが舞い降りる隙はないのです!
小中学生が通らず、高校生のチャリも走らず、会社員たちも少なくなる、これはカラスにとっては、またとないチャンスなわけです。
カラスたちが20.315の姿を電線や屋根から眺めながら「はよ、どかんかい、アホ!」「こっちかて負けへんで!」と嘲笑っています。
こちらも応戦します。
ふざけんな、おまえら、ええ加減にせい!
とっつかまえて、食ったろか!
朝っぱらから腹が煮えくり返っていましたが、そこは自宅待機。自宅である開墾地Ⅹ(エックス)におもむき、3密が皆無であるネイチャーフィールドで今日もせっせと開墾に勤しんでいたら、カラスのことなどどうでもよくなった、20.315です。笑。
↑ ネイチャーフィールドⅩ。
※写真冒頭は近所。ゴミ場の写真も近所。ネイチャーフィールドⅩは県内。ここも自宅なんです。カラスの写真はブログ”カラスのガレージ”から。
※カラスは食べてもおいしくないそうです・・・。