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ISTL
火曜日。
この3年くらいで1番楽しい1日だった。
楽しいって言っても、余韻がずっと残るタイプの楽しさ。
ディズニーランドに行った後みたいな感じのね。
人としてとても興味がある人に会って、久々にわくわくした。すげぇ疲れたけどな!
自分が憧れていた、"普通"のことができた日やった気がする。
いろんなことを忘れて。
その人と会って感銘を受けたけど、改めて私は何にもない、空っぽの人間やなぁとも思った。
でもそれが味やと思う。(自分で言うてあげとこ)
「誰もが特技を持ってて誰もが特別ですよーって、私の生活素敵でしょー」って見える世の中。
そこに私みたいなさ、「あなたの目の前にいる私が全てですけど」「持てるすべてを出してこれですねんけど」みたいな人間がいてもいいと思う。
中身も裏表もない。特技もスキルもない。特別でないことが特別に見えそうなくらいのおもんない人間。
ほんまに楽しかったけど…。この気持ちはなんやろか。幸せになる勇気が、やっぱりないのかね。他の人のように楽しんでいいのかもわからない。それなり幸せを感じたいけど、自分にはその権利はないとも思う。
自死で大切な人を亡くしてしまった人間には、当然の報いなのだろうか。自分で自分を責めながらも時々いつか許されないかと期待している自分がいる。許されるはずがないのに。
人を期待させたり期待したり、そういうことは本当に怖いね。今までの全ての人がそうであるように、結局は私のことを自分のことのように思ってくれる人はいない。
期待するな。舞い上がるな。
生きているとたまにご褒美のように幸せな日があるが、喜びすぎるなよ。その辺にしておけよって。
もしかして…誰かに特別な感情を抱くことができないのではなく、そういう気持ちが生まれかけては無かったことにしてしまえる人間なのかもしれない、と思えてきた。結局はこの殻からは抜け出せなさそう。もちろん1人では到底。いつか誰かが抜け出させてくれるのを待っているだけの哀れな人間ですわ。
時々この寂しさと虚しさで、苦しくなるわ。
今は完全に考えすぎで胃が痛いわ。
これからも、淡々と…この3年間そうしてきたように。
群れず、媚びず、期待せず、依存せず。
1人で生きていくしかないのかなぁ、と思う。