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ライターデビューは“卒業式”

新年を迎えた、と思ったら、あっという間の2月
たぶん3月もあっという間にやってくるのでしょう。

3月といえば、卒園や卒業の季節
お子さんが卒園・卒業されるママさんたちは
そろそろ「何を着ていこう?」なんて
準備を始められる頃かもしれませんね!

私も、姉妹ふたり分の卒業式を経験してきました。
(次女の大学卒業はまだですが(^^;))
その中でも一番記憶に残っているのは
長女が小学校を卒業した時

「感動的だったから」
「泣いてしまったから」
なんていう理由ではありません。
(毎回泣いてましたから~・笑)

なぜ一番記憶に残っているのか?
それは、私がライターとして初めて“仕事”したのが
長女の小学校卒業式だったから、なのです。

とはいえ、その頃はほとんど仕事をしておらず
家事育児以外でやっていたのはブログくらい。
それでも、毎日更新で子育てや趣味の話を投稿するうちに
コメントくださる方も増えてきて
書くことが楽しい!と思えるようになった頃でした。
(調べてみると、なんと2006年(!)から始めていました)

卒業年のPTA会長は私の友人でした。
私がブログを書いていること
「書くことが好き」と話していたことを覚えていた彼女
卒業式の少し前に、突然訪ねてきて言いました。

「卒業式の“贈る言葉”を代わりに書いてくれない?」

校長先生の挨拶の後、PTA会長の挨拶があることは
もちろん知っていました。
まさか、それを私に・・・?

「内容は渡すから、うまくまとめてほしいの。お願いっ!」

私が書いていいのかなあ・・・
まあ本人が書かなきゃいけないものでもないし
内容は準備してくれるから、まとめるだけでいいんだし・・・

結局引き受けて・・・書きました。

初めて書く卒業式の挨拶、しかもPTA会長として。
何をどう書けばいいのか、最初は戸惑いました。
でも、書いているうちにどんどん進んで・・・
正直いって、とても楽しい作業でした・笑

完成した文案を見せたら、とても喜んでくれました。
「これ、そのまま使わせてもらうね!」

実は、個人的に子ども達に贈りたい思いも
そっと忍ばせておりましたが
彼女はそのまま読んでくれました。

会長が子どもたちに贈った“言葉”
涙する母たちとは違い
子どもたちの反応はわかりにくいものでしたが
どこかひとつの言葉でいい
心に響いてくれたらうれしいなあ
いつか思い出してくれたらうれしいなあ
そう思いながら会場の片隅に座っておりました。

というわけで、この「PTA会長の挨拶」文が
私の“ライターデビュー作”となったのです。

こんな仕事は後にも先にもこれっきり。
報酬は、彼女手づくりのおいしいパン♪
いまでも強く心に残る私の初仕事でした。

ブログを止めてから随分経ちますが
noteを書いていると、時々あの頃の気持ちが甦ります。

このnoteという場所で
ただ文を書くのが楽しかったあの頃のように
ワクワクも忘れずに書いていきたい♪
やっぱり私は書くことが好きなのです。







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鈴木みほ(あなみ)@オンラインサポート
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