ダメ出しおじさんでなく、自分の手の届くところからまず改善していこう。
今の会社には、3社をへて入社した転職組だ。自分の友達周りでは社会人になってずっと同じ会社で働いている奴らがほとんどでこんなに転職しているのは逆に珍しがられるのだが、今は2019年。現在ではもうさほど珍しいことではなくなっているよね。
数社経験してから、比較的大きめの会社に入ったものだから村社会的な会社の課題がよく見えてしまう。そこに対して「問題点だよ。」と伝えることもあるが、伝えてもそのままになってしまうことがほとんどだ。
ただ会社から出て、飲みの場になるとそれを課題と認識していたり、不満だったり思っている人はいて、いまの仕組みにダメ出しすることがよい話題提供になることは多いが、実際のミーティングではその発言されることはない。なぜか?その発言をすることで、自分が問題を解決するための担当になってしまうからだ。自分で言ったんでしょ?責任取りなさいよ的な。これはべらぼうにめんどくさい。課題が多く見える人ほど言ったもん損の世界。
もちろんそういう人は「ただ問題定義する口だけのご意見番」になったふりをして上から物申すのもいいかもしれない。しかしそうなれるのは実際になにか課題解決をして認められている人であって、口先だけで行動しない人の意見に耳を貸して改善しよう!と思わせるまでには至らないと思う。結局は目についたすべてを改善することなんてできないので、自分の手のひらの中をコツコツ耕していくしか僕にはできないだろう。
「100のダメ出しするおじさん」じゃなくて、まずはひとつの課題にしっかり向き合い、それを解決する。それからひとつひとつ自分が介入できる範囲の課題を行動で変えていく。そういう人の言葉に耳を貸し、周りの“事”が起こるのではないかと口先だけの人がやっと思い至りましたのです。凡人身の程を知る。
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