バクフーンの尻マウスパッドを自作した話。
はじめまして。あなご(Twitter@Anago_pie)です。
この度、既製品の立体マウスパッドの図柄をオリジナルデザインに貼り変えることを試みました。
↓こんな感じ↓※諸事情により画像の一部を黒塗りしてます
今回はその工作レポートになります。
同様の方法を用いた立体マウスパッドの自作レポは見当たらなかったため一定の需要があると思い有料記事としますが、材料や簡単な流れは無料公開部分に記しますので、推しキャラを愛でるご参考になればと思います。有料部分では細かい作業の解説、材料の選択理由、完成度、反省点などなど手法の改良につながるお話を書きます。
1. 概要
○背景
バクフーンの尻が揉みたいお......尻マウスパッドを作るお!
↓
印刷所の最小発注数多すぎるお......
↓
自作するお!!
過去に用いられた自作方法:
1. 立体マウスパッド自作キットを使用
https://twitter.com/i/events/831113273713909762?s=20
2. 転写シートにデザインを印刷して布に転写する
3. 延性のあるシートに印刷する
4. 直接マウスパッドに描画
1.の方法が使いたかったのですが、この自作キットは生産終了していて入手法が見つからず断念。2.、3.の方法は手触りがカサカサしたりツルツルしたりしそうで、バクフーンの尻にはそぐわないと判断して却下。4.はアナログイラストのスキルを持ち合わせていないため諦めました。
ということで、先人たちのアイデアを拝借しつつ肌触りを意識した新しい立体マウスパッドの自作法を開発することにしました。
○目的・目標
次の条件を満たす立体マウスパッドを自作する。
・1個から作れ、自分でデジタルでデザイン出来、安く仕上がる
・特に印刷部分における肌触りが優しい触り心地
・リストレスト部分が固くならない(もちもちの尻を揉みたい)
○材料
・立体マウスパッド
・布プリ(A4、シールや転写ではなく普通の布に印刷するだけのやつ)
・はぎれ(綿:ポリエステル=20:80、ダイソー)
・裁ほう上手 17 g (コニシ)
・マスキングテープ
・コピー用紙
○使用機材
・プリンタ(brother DCP-J962N)
・PC・ペンタブ(自分でデザインする場合)
・CLIP STUDIO PAINT PRO(お好みの描画・画像編集ソフトでOK)
・スマートフォン(スキャナーでも可)
・ハサミ(布が切れるもの)
・ドライヤー(無くてもいい)
○実際の手順
1) マウスパッドをコピー用紙の上に置き、輪郭をなぞって型を取る
2) 1)で取った型をPCに読み込み、その枠内に収まるようにデザインを作成する
3) マウスパッドのリストレスト部分にマスキングテープを貼り、稜線の長さを取る
4) 3)のマスキングテープを1)の型に貼り付け、立体部分を平面に伸ばした型を再度取る
5) 4)で取った型に合うように1)の型と2)で作成したデザインを変形させる
6) コピー用紙にテスト印刷し、サイズや色味を調節する
7) 布プリに印刷する
8) 裁ほう上手を使ってマウスパッドにはぎれを貼る
9)はぎれの上から印刷した布プリを貼って完成
※適宜ドライヤーを使うと裁ほう上手の乾きを早められます。
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