詰みコレ #07 answer
初手▲74香に応手は三つ。
△64玉には、▲56桂△54玉(△55玉は▲66金。△63玉は▲64歩△54玉で左順と合流。52へ落ちると▲41龍)▲65角△63玉(△53玉は▲54歩△43玉以下)▲64歩△53玉▲54歩△43玉▲44香△32玉▲21龍(右左)まで。
△63玉には、▲66香△64歩▲55桂△54玉▲65金△同歩▲32角△44玉▲43角成△55玉▲65馬△44玉▲41龍△53玉▲64馬(▲43龍)まで。
△74同銀には、▲同歩△63玉(△同玉は▲65銀以下)▲55桂△54玉▲65銀△44玉▲41龍△55玉▲56香まで。
対抗型・相銀冠からの最終盤。ココで自分は、▲55角と打ちました。合駒は▲65桂〜▲53歩成で詰むかもしれないし、△63玉とかわされても▲33角成として包囲を狭めていけば……なんて安易に考えていました。実戦でも、応手が△64桂だったので以下詰まして勝ちましたが、調べてみると、またまた即詰みがありましたねー。上記がソノ手順なんですが、コレを見ると、自分が「玉を寄せる」ということに関して、如何に甘い感覚しか持っていないか? というコトを痛感させられますねー。
反省ポイントとしては、詰まないとわかっているのに、持ち駒である大駒の角を使う手順を最初に読んでしまっているコト。「合駒してくれたら詰むよね」というのは、いわゆる「勝手読み」というヤツで、今回はたまたま大優勢だったからよかったものの「ちょい良し」くらいの形勢だったら、逆転のキッカケになったかもしれないですもんねー(▲55角〜△63玉には、▲65金で寄りだとは思うんですけど、▲65金が実戦では思い浮かばなかったw)。
上記の▲74香からの詰みは見えなくても、右龍を移動して、盤上にある駒で包囲を狭めておくとか、持ち駒を使うにしても、せめて、6筋に小駒の香を打って玉を縛るとか、もっと簡明でわかりやすい寄せ方が他にあったんじゃないか? それに、3、4筋の歩の配置が良く、ソッチ方面への脱出は相当難しい形だったコトもあって、楽観してしまった感じもあるかなー、とか。
というわけで、今回も「自分のお勉強回」でしたwww