詰みコレ #10 answer
初手▲33馬 △22銀直▲23桂△21玉▲11金△同銀▲同桂成まで
穴熊って、ちゃんと受けないとスグ詰まされてしまうので、自分でやるのはちょっと「苦手」なんですが、ま、ソレはともかく、この局面まで進めば、わかりやすい詰みがありましたねー。
右辺の上部だけを切り取った感じの「問題」だったら、自分でもわかったんじゃないかと思うんですが、いつものように、と言うかナンと言うか、自分はナチュラルに間違えてしまいますwww
実は、今回の問題図は「実戦で実際に出てきた局面」ではなくて、検討中にAI解析した時に「指摘された詰み筋」なんですね。実戦に出てきた局面は、上の図で、そこで自分が指したのが……
「▲14歩」
端を絡めればナンとかなるかも? 的な「安易な発想の手」なんですけど、そんなことしなくてよかったんですねー。龍で金を取らせている間にナンとかならんか? とか「しょーもないこと」を考えてましたが、この局面ではもっとイイ手順がありました。全く無駄な心配をしておったワケですなwww
正解は、△89飛成の局面で「▲31金」。
この詰めろを△31同銀と取ると、今回の問題図になるわけですね。この手が自分には全く見えませんでした。
ちなみに、ここでは「△32桂」と粘れる感じもあるんですけど、以下……
▲32同馬△同銀▲同金で下図。
32の地点への合駒が「桂馬」だったので、▲21金打と▲23桂からの詰みを同時に防ぐ手段が後手に無くなってしまっています(要するに「必死」)。
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というわけで、対穴熊も、王手がかかる形にできれば、割と簡単に詰む筋があるかも、というお話でした(見えないとダメだけどw)。ではでは。
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