詰みコレ #11 answer
初手▲53銀 △53同玉▲63金△44玉▲35金△54玉▲64飛△同馬▲同金△55玉▲66金まで
「▲72飛」
この局面で、自分が実際に指した手です。「上に上がられたら62へ飛車が成るか龍かで詰むから、合駒してくるだろうけど、香車で馬を攻めればナンとかなるんじゃね?」みたいな感じで、詰みがあるかどうかは考えず、王手の飛車を打っちゃいましたねー。
で、毎度毎度しつこいですが、AI解析にかけてみると「当然の悪手判定」。ま、ここではハッキリ詰みがあったんだから、そういうことになりますね。
53の地点にナンの駒も利いてないので、合駒されたら詰まない「だろう」というのは感覚としてありましたが「即詰みがあるかどうか?」を読む発想自体を持つことができませんでした。「馬がいるから微妙か?」という意識が強すぎたんでしょうねー。
上は、初手に銀を打った局面ですが、ここで△32玉と寄った後の詰み手順は次の通り。
初手▲53銀 △32玉▲41龍△同玉▲52金△32玉▲42飛△同銀▲同金△22玉▲31銀△12玉▲22金まで
問題記事で言った「駒がいっぱいある」というのは、こういうことですね。王手しながら相手の守り駒を剥がしていけば自然にゴールが見えます。
上は、初手の▲53銀を一回取って▲63金と駒を使わせてから△42玉と引いても、飛車打ちで詰むっていうヤツです。ということは、問題図の局面では、飛車を持ってないと「即詰み」が無いってことですよね。
詰みを逃してソフトに怒られたとかナンとかよりも、こっちの方が少し驚きでした。正解は指せなかったですが「当たらずとも遠からじ的なこと」は、やれたのかな? と自分を慰めつつ、今回はここまでです。ではでは。
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