招待キャンペーンを加速させる【メルペイ】の工夫

招待キャンペーンとは？

「招待キャンペーン」を一言で説明すると、友達にサービスを利用させて特典をもらおうキャンペーンのこと。企業はサービス利用者を増やすため、資金力を駆使してあれやこれやと特典を用意します。そして、特典に目が眩んだ我々はまんまとサービスを友達に紹介し、(一応は)企業と自分にwinwinな形でキャンペーンに参加してしまうのです。

それでは早速、本題に。

今グイグイと利用者を伸ばしているメルペイはいかにして「招待キャンペーン」を成功させたのか。マーケティングイベント「mixer」での講演内容をもとに招待キャンペーン成功の秘密を紹介します！

【Point1】 招待する側にインセンティブを大きく付けた

8月30日から9月16日にかけて行われたメルペイ招待キャンペーンは、友達を一人招待すると、招待した人された人の双方に1,000円分のポイントがもらえる仕組みです。広告塔は、YouTuberのヒカキンとはじめしゃちょー。

このキャンペーンのポイントは、誘える友達の人数上限を10万人まであげている点。つまり、10万人に声をかけたら　1,000円×10万人=1億円　手に入る可能性がある点だそうです。

い、い、1億円！？！？

一瞬夢かと思うような金額。運頼みの宝くじでもなく、自分の行動によって大金が手に入るキャンペーンにあえて設計したそうです！

このキャンペーンの動向としては下記のことが起こったそう。

①家族間での招待が最初に起こった。
②若い世代が招待し合ったことでその層を多く獲得できた。

確かにお金が絡むことは、家族との方が切り出しやすいですよね。私は金欠の友人から招待の連絡が来て、ちょっと利用されてる感が否めなかったです笑（既にメルペイ登録してたので、金欠の救済に協力はできませんでした。）

【Point2】 キャンペーンと別軸でストーリーを作る

当キャンペーンを企画するにあたり、メルペイ戦略担当の人はこう考えた。

単に「招待する・招待される」の関係だけでは、
このキャンペーンはスケールしない。

そ

こ

で

　　、

人気YouTuberのインフルエンス力を生かし、「HAJIKIN」の招待コード(はじめしゃちょーとヒカキンの融合ワードということは自明）を利用してメルペイに登録すると、はじめしゃちょーとヒカキンが招待した人数としてカウント。1,000円分×人数の招待特典ポイントをファンと一緒に楽しめる大型企画の資金にするというストーリーを構築した。

通常の招待キャンペーンと別軸で、「タレントの夢を助けるプロジェクト」を進めることで、人気YouTuberのファン層にキャンペーン参加を促す一助としたのです。

お二人が招待キャンペーンポイントでやりたいことは、こちらの動画から見れるようです〜！！↓

【Point3】 驚異のPDCAスピード

ここまで紹介したヒカキンとはじめしゃちょーのキャンペーン、企画〜CM放送まで約2ヶ月で作成したそうなのですが、、、（超早い・・・！！！）

ここで終わらないのがメルペイ。

好評に終わったキャンペーンを更に加速すべく、

招待キャンペーン第2弾（11月6日〜）

を実施しました。

第2弾では、これまで起用していたYouTuberお二人に加え、若い世代のカリスマ【きゃりーぱみゅぱみゅ】を起用。

招待コード「MOTTAINAI」を利用してのキャンペーン参加人数が10万人に達した場合、きゃりーぱみゅぱみゅが新曲を披露するという仕掛けを作ってキャンペーンを再始動させました！

当キャンペーンの対象を若い世代に絞ることで、尖った企画を実施しているメルペイですが、第一弾に続き、第二弾も企画〜放送までなんと2ヶ月で完了させました。

このように、

ジェットコースターぴゅーん！！

のようなスピード感でPDCAを回し、キャンペーンを動かすことが企画を加速させ、サービスをグロースさせる肝だそうです！

はいっ！とっても長い記事をお読みいただきありがとうございます。
ここまでたどり着いた皆様には私のメルペイ招待コードを差し上げます！

招待コード：XAMUSH

アフィサイトみたいな終わりですみません。

おわり。