レビュー　人生攻略ロードマップ

著者　迫　佑樹
評価　自由に働き、経済的自由を手に入れるための入門書
学んだこと
⭐︎スキルを身につけるための自己投資し、スキルを収益化する

はじめに
お金に関する心配をなくすことが、経済的自由への道であると作者は言う。
お金に関する不安とは、日々の生活費（子供の教育費含む）、交際費などからくるもの。
作者によれば、これを月毎に最低限いくら必要か？ということを細かく分析し、それに見合った給料が得られれば経済的自由への道が開かれるとのことであった。

⭐︎スキルを身につけるための自己投資を行い、スキルを収益化する
著者曰く、現在の世は自分の身につけたスキルを、SNSやYouTubeなどを動画配信することにより、収益化できる世の中である。
手法としては、自分が今まで得てきた自分の身につけたスキルや経験は、万人が得難いもの。培ってきたそれらの中でもライトな経験を、まずはTwitterやSNSで発信する。
徐々に共感を呼び、自分のアカウントにフォロワーがつけば、ヘビーな経験をYouTubeやブログで発信していく。
次第に、それが広告収入を生んでいく。
著者は、経験を発信し続けるため自己投資（時間とお金）に力を注いでいる。
本書の所感
アフターコロナの今、人々に等しく今後の働き方を考えさせる大きな転換点だと思う。
本書は、一つのあり方を見いだしたまさに攻略本である。
しかし、私はこの攻略本はアフターコロナ以降も使えるかと言えばそうではないと思う。
YouTubeビジネスが今後１０年安泰かと言われれば、誰しもがわからない。
だからこそ、本書で著者が言うように、自分の仕事を外注、分散化し自己投資の時間を作る。
そのサイクルを作ることで、新しい分野の挑戦や人と出会い、働き方を変えていくことが大事であると私は思う。