抗がん剤(一旦?)中止
7月14日(日)から3日間は1日1食、17日(水)から20日(土)までは1日0食。
21日(日)の夜にようやく固形物が摂れたものの、すぐに下痢。
そんな状態で22日(月)、外来診察に行ってきました。
振り返り
前回までのnoteと重複するところもありますが、12日(金)からを振り返ります。
体重と体力と筋力
食べてないんだから当然なのですが、体重は43kgまで落ちました
(身長が168.8cmなので、もう骨と筋と皮だけ、みたいな状態)。
体重とともに体力も筋力も減り、ソファとトイレの行き来(往復で約8m)で
息切れする始末。
筋力がないためか、ふんばったり、動くときに体のバランスを保ったりが
非常に難しく、20日(土)と21日(日)の2日間で3回、転倒。
3度とも背中から着地し、1度は段差のあるところだったため脚も強打。
全身打撲状態で、体のいたるところが気色の悪い色になっています。
感謝
21日(日)、どうしても冷やし中華とガリガリ君ソーダ味が食べたくなりました。
食べたくなるのはいいことですが、とても買い物には出られそうにありません。
暑いし、そうでなくても約8mで息切れするのに800m先の店舗まで
どうやって行けというのか。
ということで、コンビニのデリバリーを利用。
商品が届いたとき、玄関ドアを開けようとして、また転倒。
前を向いてドアを開けたけど、つんのめってドアに背面を向ける体制になり、
そのまま背中から転倒したと思われるが、正確にどう転倒したのか記憶がない。
気づいたら、デリバリーのお兄さんが「大丈夫ですか!? 支えますね」と
脇に腕を入れて、助け起こしてくださいました。
お兄さん、びっくりしただろうな。
急に人と靴箱(玄関に積んであった)がドアから飛び出したんだから。
それでも「頭、打ってないですか? これ(靴箱)、僕が直しますから、
アイス(ガリガリ君など)を先に冷凍庫に」とアイスの入っている袋を渡され、
冷凍庫に入れたあと御礼を述べたところ、「この靴箱、一番軽かったんで、
一番上に置いておきます」と見事に転倒する前と同じ配置で靴箱を置いてくれて。
いい人でよかった。
けど、驚かせて、いろいろお手伝いいただいて、本当に申し訳ない。
ありがとう、デリバリーのお兄さん。
予定外の外来診察で……
7月22日(月)、自宅前に到着したタクシーで病院へ。
採血を済ませて、診察を待つこと2時間ほどで主治医と対面。
14日(日)からの状態を話したところ、「やめましょう」のひと言が。
抗がん剤の服用をやめましょう、の意です。
忘れかけていましたが、主治医の言葉「予防だから」にハッとしました。
そうだ。手術で目に見えるがんは取り切れているんだった。
ただ、リンパ節三十いくつかのうち6つにがん細胞が見つかった。
だから将来、再発したり転移するのを予防するための抗がん剤でした。
予防のために、今の健康(?)を害するのはどうなんだろう。
でも、予防しないと転移するかもしれないし
(私は全摘なので胃がんの再発はないと思われます)。
「また“できる”と思ったときは、始めればいいから」と主治医の言葉は続きます。
また“できる”と思えるかなー。
この数日を振り返ってそう思う。またこんな状態になると思うと……。
あとはやっぱり気になるのは、一旦中止して、
体重があと15kgくらい増えてから(それでマイベスト体重)
再開したとした場合の予防効果がどの程度あるのか……。
効果については、来週29日(月)に術後半年の検査があるので、
そのときに聞いてみようと思う。
何か月までに再開できれば効果はまだあるのか、
何か月過ぎれば効果がなくなるのか。
この日は、点滴を投与してもらってからタクシーで帰宅しましたが、
点滴の効果はすごかった! ソファとトイレを往復しても息切れしなかったよ。
その後、今日24日(水)まで
23日(火)もやっぱり朝は食事らしいものはできず、
昼すぎにガリガリ君を。
でも、夜は蒸し鶏のサラダを0.5人前くらいは食べられました。
24日(水)も朝は厳しく、ガリガリ君。
ガリガリ君、がんサバイバー・クラブが、抗がん剤治療中に食べたいものを
Xで募集したところ、1位に輝いたそうです。
データどおりの私。治療中じゃなくて予防中だけどね(笑)。
で、昼にはうどんを0.5人前、食べられました。
さて、夜ごはんはどうしようかなー。
12日(金)より前には、うな重食べる気満々で、
半量のうな重をデリバリーしてくれる店舗も探し済みだったんだけどなー。
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