ネガティブシンキングと週間天気予報

11月も最終週。今週末には12月に突入です。
今年は人生初の経験を山ほどしましたが、
1年の振り返りは年末までとっておくことにしましょう。

今が一番、不安!?

「今が一番、不安なのかも」。
これは前回の記事に書いた言葉です。
12月の検査で、再発・転移が認められるとか可能性が高いとか、
そういう結果になれば、再び治療が始まります。

前回の記事を書いた時点では、もちろん結果はまだ出ておらず、
12月をただ待つしかない状況。
だから、あれこれ無駄なことを考えてしまうのでは、
結果が出ればやることは決まってくるのだから……というところから
「今が一番、不安なのかも」につながったわけです。

しかーし！

週間天気予報

週間天気予報に12月が入ってきました。
それを見て湧いてきた気持ちは、「12月、来んな」。

結果がわからないからいろいろ考えてしまう11月が一番不安だったのなら、
結果が出る12月は、むしろウェルカム。
なのに、来てほしくない。
つまりは、検査結果を知りたくない。
ここにも恐怖が転がっていました（それ以外の“恐怖のもと”はコチラに）。

こんな気持ちになるとは。
自分的にかなり意外でした。

ポジとネガ

薄々感じてはいましたが、週間天気予報が決定打になりました。
自分はポジティブではなくネガティブだった！

ずーっとポジティブな人間だと思ってました。
どんなことがあっても、わりといつも前向きな考え方だったし、
つらいとき、つらいことほど笑いのもとになっていたし、実際笑っていたし。

でも、3月から始まった術後補助化学療法（抗がん剤治療）は
つらいだけで笑いとばせず、今も前向きなことなんてひとつも考えられない。
あげく、結果が出る12月には来てほしくないと思ってる。
いい結果が出る可能性もあるのに。
悪い結果が出るものと思っているからこその“来てほしくない”ですよね、きっと。

目の前にあるものがいいものではなくても、
笑って話すネタにしてやる、くらいな気持ちで「イエーイ！」と飛び込めた自分は
どこにいってしまったのやら。