お菓子づくりにおすすめ!米粉の魅力3つ
あなたは、自宅でお菓子を手づくりすることがありますか?
もし、これから挑戦してみたいと思っている方がいたら、小麦粉の代わりに米粉を使ってみてはいかがでしょうか。
最近、料理やお菓子づくりなどで、小麦粉の代用として米粉を使用する人が増えています。米粉は、小麦アレルギーの方や、グルテンフリーを意識する方などに注目されており、ほんの数年前と比較しても、検索できる米粉レシピの数は格段に増えました。
しかし、米粉の魅力はそれだけではありません。小麦粉の代用品としてではなく、あえて米粉を使いたい理由を3つご紹介します。
1.扱いやすい!ダマになりにくいから「ふるい」いらず
お菓子づくりは、必要な材料を計量するところから始まります。それだけでも面倒なのに、「粉類は2回ふるっておく」なんて。準備だけで、億劫になる人もいるのでは?
その点、小麦粉と違って米粉は、ふるわなくてもダマになりにくいから安心です。
卵やお砂糖などの材料を混ぜたボウルに、途中で米粉を加えるとすれば、そのボウルを計量器に乗せ、計量器の0g表示を押し、袋からそのまま必要な分量の米粉を入れて混ぜます。
粒子が細かくさらさらとした米粉は、ふるっておかなくても簡単に混ぜることができます。しかも、混ぜすぎてもグルテンが出ないので、混ざっているか心配であれば、しっかり混ぜても大丈夫なんです。
小麦粉の場合は、混ぜすぎてグルテンが出ると、できあがりが固くなったり、食感が悪くなったりするので、要注意。お子さんとつくる際にも、混ぜすぎを気にしなくて良い米粉のほうが安心ですね。
それに、調理後の洗い物も、小麦粉より汚れが落ちやすくて楽ですよ。
2.栄養バランスが良いから「罪悪感」少なめ
せっかく食べるなら、しかも手づくりするなら、少しでも安心・安全な素材を使いたいですよね。小麦アレルギーやグルテン過敏症以外の方にも、栄養バランスが良い米粉はおすすめです。
米粉は、ビタミンEやビタミンB1などの栄養素が含まれるほか、必須アミノ酸のバランスも良いと言われています。
また、市販の小麦粉は外国産が多く、わざわざ国産品を手に入れても、外国産より扱いにくいなんてことも。その点、米粉のほとんどは国産品なので安心です。
米粉のシフォンケーキは「卵かけごはん」
私は、米粉のお菓子は「ごはん」だと思うことにしています。
特に、シフォンケーキはバターも使わないし、主材料は卵。米粉と卵でできたシフォンケーキは、私にとって、ほぼ「卵かけごはん」です(笑)
そんなふうに考えると、シフォンケーキを食事代わりにすることがあっても、罪悪感を感じることなく気持ち良く食べられます。
もちろん食べすぎは良くないですが、小麦粉より消化が良くて、胃もたれしにくいので、夜遅くに食べても、罪悪感は少なめかもしれません。
3.米粉だとは気づかないおいしさ
米粉のお菓子と聞くと「小麦粉のお菓子に比べて、おいしくないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
実は、私も以前は「米粉のお菓子は、健康的だけど味は小麦粉にかなわない」と思っていました。アレルギー対応や健康志向のものが多く、風味や食感は小麦粉に劣る印象だったのです。
しかし、最近の米粉レシピは、健康に配慮しているだけではなく、本当においしいと思えるものが増えています。
実際、米粉の焼き菓子を周りの人に食べてもらうと「米粉だと気づかなかった!」ということも多く、風味も食感も小麦粉に負けていません。
簡単でおいしい米粉の焼き菓子3選
ここで、気軽につくることができて、本当においしい米粉の焼き菓子をご紹介します。
①シフォンケーキ
小麦粉より米粉のほうが主張が少なく、紅茶や抹茶などのフレーバーを引き立てるように感じます。しっとりとしたシフォンケーキを焼くことができます。
②スノーボール
クッキーは、小麦粉だと「サクサク」、米粉は「サクほろ」の食感です。
粉糖でコーティングされたボール型のクッキー「スノーボール」は、ほろりとした食感がよく合います。
③マフィン
小腹が空いたとき、簡単ですぐに作ることができるマフィン。私にとってはおにぎり感覚のおやつです。ラップ等で乾燥を防いだら翌日以降もおいしく食べられますよ。
最後に
手づくりの魅力は、できたてを味わえること、材料を自分で選べること。
最初は、レシピと同じ米粉を使ったほうが、失敗しづらいかもしれません。わからない場合は、製菓用のミズホチカラや、共立食品の「米の粉」がおすすめです。
からだにやさしく、おいしいお菓子づくりを楽しみましょう。