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大麻/CBDは万能!?

みなさんCBDと言うものをご存知ですか?

CBDとはアメリカやヨーロッパなどでは一昔前から医療現場や家庭内でも使われている大麻成分です。
大麻と聞くと良いイメージは沸かないし、そもそも違法じゃないの?と疑問に持たれる方もいると思います。

今回はの記事ではCBDとは何か?
期待できる効果はどのような物があるのか?
などを解説していきます!

CBDとは

大麻草には140種類以上の生理活性物質(カンナビノイド)があり、このカンナビノイドの成分は大きく分けて2種類です。

1.CBD(カンナビジオール)
麻などに含まれる化合物で、日本でも違法とならない麻の茎から抽出された成分の事。
2.THC(テトラヒドロカンナビノール)
精神的作用があり、危険性を含む化合物ですが、日本ではTHCを含む製品販売は禁止されています。

日本ではまだ馴染みの浅いCBDですが、イギリスやカナダ、アメリカなどでは既にガンなどの治療薬として使用されています。

CBDの期待効果

✅糖尿病と合併症の予防
マウス実験で発症前にCBDを投与した所1型糖尿病の発症率が86%から30%に減少させ、さらに血漿中のインターフェロンγを減少させることも報告されています。

※インターフェロンγとは免疫細胞であるT細胞、B細胞、マクロファージやNK細胞などの免疫細胞の活性化をすると同時に様々な細胞腫の活性化・増殖・分化に関与するサイトカインの一種です。

また、網膜の細胞死を防ぎ、糖尿病の合併症の1つである糖尿病性網膜症の予防にも役立つと報告されています。

✅ガンの増殖・転移予防
前述した通り、インターフェロンγを減少させる事でガン細胞の増殖などを抑制する事が期待されており、具体的に抑制効果があるとされているガンの種類として下記になります。

・乳癌
・前立腺癌
・大腸癌
・胃腺癌
・肺癌
・白血病

✅鎮痛作用
人の痛みの種類は大きく3つに分けられます。

①侵害性疼痛
②神経因性疼痛
③心因性疼痛

上記3種類すべての痛みに対し効果があると報告があります。

また自己免疫疾患である多発性硬化症関節リウマチなどの痛みも軽減されたと報告されています。

✅抗不安作用
パニック障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)、強迫性障害などにも有効。

✅認知症予防
認知症の原因は未だ明確な原因が解明されていませんが、代表として脳内にアミロイドβという物質が蓄積する事が原因で発症すると考えられています。

CBDを使ったマウス・ラット実験ではアミロイドβを有意に減少したと報告されている事から認知症予防にも効果が期待されています。

✅肌トラブル改善
2019年イタリアで行われた研究では、アトピー性皮膚炎で傷跡に悩む被験者に対しCBDクリームを塗布したところ皮膚の状態が大幅に改善されたと言う結果が出ています。
また、CBDは肌の皮脂などを抑制すると考えられていることからニキビニキビ後にも効果的と考えられています。

✅タバコ・アルコール依存症を予防
CBDには依存性や中毒性は無く、むしろ依存症や中毒を緩和すると言われており、研究ではタバコやアルコールの依存に対しCBDを使用したところタバコ、アルコール摂取量の減少依存症再発予防に効果的と言われています。

CBDの摂取方法とそれぞれの特徴

✅経皮摂取
皮膚にクリームなどを塗布するタイプなので最初から口に入れたり、吸い込むのが怖い初心者の方は経皮摂取の物を選ぶと良いです!

経皮摂取の場合、体内への吸収率は13〜50%となっており、効果範囲としては塗布した局所のみです。
効果が出現する時間は最大2時間後となります。

✅経口摂取
舌下摂取とも呼ばれ、口にCBD液を垂らし飲み込む摂取方法になります。
吸収率は6〜20%となっており、効果範囲は全身です。
効果が出現する時間は経皮摂取と同様最大2時間後となります。
また、効果は最大12時間持続すると考えられています。

経口摂取の場合、一度肝臓で解毒されてから吸収となるので吸収率は低くなってしまいます。

✅吸入摂取
タバコと言うよりはiQOSなどの電子タバコのイメージで煙を吸う摂取方法となります。
吸収率は34〜56%と非常に高く、効果範囲も全身、効果出現時間も数秒〜10分程度です。
しかし持続時間が非常に短く、最大1時間程度と考えられています。

吸収率が高い理由として、肺の直接吸い込むため肝臓での解毒作用なく吸収されるため高い数値となります。

持続時間は短いですが、タバコのように吸い込むタイプなので健康などを気にして禁煙したい方は吸入摂取がお勧めです!

今回の記事は以上となります。
最後までご購読いただきありがとうございました。

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