相手の時間を独り占めできる瞬間
誕生日はその人にとって特別な日だ。
他の人が「ただの1日」として過ごす日も、本人にとってはなんだか意識してしまう日。
いつもはなかなか連絡を取り合わない人からもお祝いの言葉がくるから、誕生日のメッセージがきっかけで話が広がったりする。
そんな1日が、とっても楽しかったりする。
自分が生まれてきたことを、お祝いしてくれる人がいる。
生まれてきてくれてありがとう、と言ってくれる人がいる。
それってとってもしあわせなことで、伝えてもらうたび、言葉に表す大事さを改めて感じる。
心の中で思っていても言葉にしなきゃ伝わらないから、わたしも素敵な言葉はしっかり伝えようと毎年決意する。
誕生日といえばお祝いの言葉と、プレゼントだ。
年を重ねるにつれて「プレゼントをあげあわないと友達じゃない」という風潮はなくなるけれど、それでもやっぱり、大切にしている友達の誕生日にはお祝いの気持ちを形にしたプレゼントを届けたいと、わたしは思う。
なぜかというと、誕生日プレゼントをくれることはもちろん嬉しいけれど、それ以上に、わたしのことを思いながら選んでくれている時間が嬉しいから。
そのときだけは、相手の時間を独り占めしているのだと考えると、なんだかくすぐったい気持ちになる。
そんな気持ちを、大切な相手にも感じてほしい。
「わたしはあなたを全力で大切に思っているよ」という気持ちが伝わればいいなと思って選ぶ。
年を重ねるにつれて頻繁に会えるわけではなくなってしまうからこそ、こういうイベントごとの贈り物を大事にしていきたい。
今年の誕生日もたくさんの思いが届いて、しあわせを感じた。
感じたしあわせを、倍以上にして返していけたらいいな と思う。
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