朝一で打ち合わせして得た代償
年末は夫と一緒に帰省する予定だったが、のっぴきならないわけあって、夫は今日、わたしよりふた足ぐらい早く実家に向かっていった。
…つまり、期せずしてわたしはひとりになった。
土日はできるだけ働かない。年末はギリギリまで働く。
この方針を変更し、週明け年末に少しでも楽するために、今日明日とゴリゴリに働く予定である。というか、今日はすでにけっこう働いた。
平日はわたしが起きる前に夫は家を出ている。
わたしの1日は最初からひとりだ。
でも今日は実家に向かう夫を見送って、途中からひとりになった。
同じひとりでも、静けさが全然違う。
いる人がいなくなってひとりになると、静けさが際立つ。
うちで宅飲みしてみんなが帰った後のあの感じに似ている。
ただし宅飲みの後はじゃっかんのさみしさが漂うものだが、今日はさみしさの代わりにものすごい集中が降臨した。
日頃からわたしも早起きして、きちんと夫を見送ってから仕事を始めたほうが生産性高く働けるということだろうか。
∽∽∽
そしてもうひとつ、この1週間で決定的になった事実がある。
起きてすぐがいちばん集中できるということだ。
今週は毎日、1日が打ち合わせから始まった。
打ち合わせを終えてから通常業務を始めるわけだが、もう全然仕事が進まない。
朝のテンションの低さから「対人モード」へと思いっきりギアを切り替えなければならないうえに、打ち合わせは通常業務にくらべてHPもMPも消費する。
いうなれば寝起きでウォーミングアップもしないまま全力で800m走をするようなものだ。
毎日毎日、何時から何時までどの作業をおこなったか漏れなく記録しているが、数字をみても効率の良し悪しは明らかである。
朝からの打ち合わせのおかげで1週間ろくに仕事を進められずこの土日を返上してゴリゴリに働いている代償として、今後の働き方改革の大きなヒントを得た。
さらに数字をみていると、いくら夜型のわたしとはいえ一定の時間を超えてくると作業効率がだだ落ちなのも数字からみてとれた。
そりゃあ就寝時間に近づけばそうなるわな。
何時に起きるか?も重要だけれども、その日起きてからひとつめの仕事になにを持ってくるのか、のほうがたぶん重要。
そして寝る2時間前ぐらいにはもう脳みそが使い物になっていないから、起きていられても仕事は諦めて切り上げたほうが得策。
これから起床時間を見直していくなら、夫を見送れる時間に起きたほうがさらに生産性が高まるのでは、という仮説も立った。
運のよいことに、もうすぐ帰省だ。
わたしは誰の血を引いたのか、うちの実家家族は揃いも揃って超朝型である。母なんか真夏でも日の出前に起きているのではないか。
そういう実家に帰るのだから、さすがに日の出と同時とまではいわないが、それなりに朝型生活を強いられる。
実家から戻ってきて10日も立てばまた夜型に戻るのがいつものオチではあるが、そこをなんとか、と思ってはいる。
そんな希望のスタートを描いて、とりあえず2024年残り3日はやるべき仕事を終えることに全力を注ごう。
今日も読んでくれてありがとうございます。
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