仕事は一般的に1日の3分の1近くを占めます。
そのため、きっとネガティヴに仕事をするよりも、ポジティブに仕事ができる方が人生は豊かになるはず。
そこで、ポジティブに仕事をするためのビジネス基礎力を築く推薦書籍をまとめましたので、ご参考となれば幸いです!
(1)バイブル
1.入社一年目からの働き方(田久保善彦、中村直太)
学生時代と社会人とでは、所属するコミュニテイと人間関係に大きな変化が生じるとの前提と、時勢に伴う価値観の変化を捉えた【Will】【Skill】【Network】の3つの観点で仕事の基本を考えられます。
2.入社1年目の教科書(岩瀬大輔)
メールや鞄持ち、コンディション管理、アポイントといった日常に溢れる行為から、どんな立場になろうとも変わらない大事なビジネスパーソンとしての芯を養う術を学ぶことができます。
(2)基本姿勢
3. やり抜く力 GRIT 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける(アンジェラダックワース)
どんな物事もやり抜くことができなければ、道は開けないとの基本姿勢を見つめ直すことができます。
4.GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 (アダム・グラント)
社内外の人と協働していくビジネスにおいて、ギバーとテイカーの姿勢の違いでどのような道を歩めるのかを考えることができます。
5.結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方(茂木健一郎)
行動しなければ何も変わらないと分かっていてと行動を起こすことは難しいものですが、脳トレの観点で行動力を高めることができます。
(3)基本動作
6.メモの魔力(前田裕二)
前田裕二さんが実践され続けているメモの狂気によって、自らのどれだけの可能性が拡がるのかと日々の基本動作の積み重ねを考えられます。
その狂気を肯定するように、「本当に強い人」はは、「想いの強い人」とのメッセージが励みになります。
7.人を動かす(D・カーネギー)
ビジネスは価値の取引関係によって成り立つ以上、どんな仕事も人と人のコミュニケーションが不可欠であり、相手を動かすためには相手の感情を想像しなければならないとソフトスキルの基本を意識付けできます。
8.1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術(伊藤洋一)
伊藤洋一さんも最初はプレゼンが苦手だったとの冒頭から人を動かすためのコミュニケーション技法を学ぶことができます。
伝えたいと思うほど冗長になりやすいものですが、気合と根性で言葉を削るとの一節からいかに工夫が大事かを考えさせられます。
9.具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ(細谷 功)
何かを理解するにも、人に何かを伝えるにも、具体と抽象の行き来が必要となるため、その訓練を考えることができます。
(4)キャリア
10. 天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論(山口周)
クランボルツの計画的偶発性理論をベースに天職に巡り合うための目の前の機会に向き合うことの重要性を考えることができます。
11.WORK 価値ある人材こそ生き残る(moto)
人生100年時代、一つの会社に依存することなく自分の人生の手綱を握りたければ、自分の出せる価値を高めることが大前提だと気を引き締めることができます。
「仕事は与えられるものだ」と思っている人と「仕事は自分で作り出すものだ」と考える人の差は歴然。
(5)ビジネス理解
12.IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ(冨山和彦)
自分の乗っている船の方向性や状態が分からなければ自分の貢献もキャリアもズレてしまうため、ビジネスパーソンの基本として経営分析の基礎を学ぶためにお勧め書籍です。
13.すごい数値化仕事術(三木雄信)
ソフトバンクの文化となっている数値化思考を学ぶことができ、ビジネスの基礎である数字に強くなるための思考法を取り入れることができます。
(6)未来予測
14.僕は君たちに武器を配りたい(瀧本 哲史)
かつて高収入を得られた付加価値の高い職業がワーキングプアに変化しつつあるなど、固定観念のように「これをやっていれば良い」が通用しなくなっている世の中の流れの警鐘を通じて、自分の時間と労力をどこに投じるのか投資家的な視点を得ることができます。
15.未来の年表 人口減少日本でこれから起きること(河合雅司)
労働人口の一途を辿る日本社会でどのような変化が生じていくのか、DXを始めとした市場ニーズを考えることができます。
他、下記の記事をまとめています。関心がある方はご覧ください!
・理想に近づくためのキャリアプランニング10訓
・キャリアデザインに関する推奨書籍
・グローバルイノベーション事例研究
・組織分析の視点