あむろ

for Startupsシニアヒューマンキャピタリスト、マネージャー←KCCSアメーバ経営コンサルタント← Deloitte Tohmatsu Venture Supportインターン←組織心理学×管理会計←偏差値40私立高校 ×バイト三昧←6人兄弟長男

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マガジン

  • 読書感想

  • グローバルイノベーション事例研究

  • 人と組織の探究

    本noteでは、人の可能性を拓く組織づくりのための新しい気付きを届けることを目的に、組織論とケースを考察していきます。

最近の記事

読書記録:テクノロジーの未来

1.テクノロジーが予測する未来(伊藤穰一) Web1.0の繋ぐ、Web2.0のインタラクティブ から飛躍するWeb3による非中央集権的未来の可能性を考えられます 2.ダブルハーベスト(堀田創、尾原和啓) AIがコモディティ化し、技術以上に戦略デザインが必要となっていく未来の要諦を考えることができます

    • リサーチ9. EC× BNPL〜購買体験の可能性を広げるScalapay〜

      1950〜60年代にAMEXやVISA、MasterCardといった現代の主流となるクレジットカードが普及され、磁気ストライプ、ICチップ、PINコードといった技術革新によって浸透してきました。 しかし、便利な決済手段として普及されてきたクレジットカードも下記の観点で次なるイノベーションの迫ってきています。 これらの課題を解決する技術革新としてFinTech産業が成長しており、その中でもBNPL(Buy Now, Pay Later)が若年層に注目されています。 202

      • 読書感想:冨山 和彦さんシリーズ

        1.2025年日本経済再生戦略(冨山 和彦、成毛 眞) 日本の未来における特性と個人が意識した方が良いことの理解が深まる 2.結果を出すリーダーはみな非情である 30代から鍛える意思決定力(冨山和彦) 組織や人を守る強いリーダーシップを考えさせられます

        • リサーチ8. HRtech×All-in-One〜人的資本を開花させるPersonio〜

          日本では介護や医療、アメリカでは物流、ヨーロッパでは建設と、先進国の多くで、労働市場の供給が需要を下回り、人手不足の課題に直面しています。 人手不足は出生率の低下に伴う単純な労働人口の減少もあれば、技術革新に伴うデジタルリテラシーや専門技術の不足も要因とされています。 そのため、企業の持続可能な発展を促進するための透明性と説明責任を高めることを目的とした国際組織GRI(Global Reporting Initiative) によって、2000年初頭から人的資本開示に関す

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        • 読書感想
          31本
        • グローバルイノベーション事例研究
          10本
        • 人と組織の探究
          43本

        記事

          読書記録:組織人事

          1.スタートアップのための人事制度の作り方 (金田宏之) スタートアップ向けの人事制度のポイントが分かりやすく整理されています 2.マネジャーのための人事評価で最高のチームをつくる方法(川内 正直) たった1回の目標設定で人生を変えるきっかけをつくれるとの思想に胸を打たれ、HOWを体系的に学べます

          読書記録:組織人事

          ケース33. アンカリング〜右肩上がりの成長を促進する人材開発〜

          会社と個人は成果と報酬の等価交換関係であることが原則である以上、期待と成果をすり合わせることが必要です。 一方、目標が高いのか、低いのか目標設定の基準の感じ方は人によって差があることに難しさを感じることはないでしょうか? 経営の視点: ・高い水準の成果を追求してほしい ・個人に適正な目標数値の判断が難しい 現場の視点: ・右肩上がりの成長していきたい ・非現実的な目標を追いかけると疲弊する アマゾンが毎年120%を継続している要因の一つとして、高い目標設定の仕組みをあげ

          ケース33. アンカリング〜右肩上がりの成長を促進する人材開発〜

          事業成長につなげるための人事評価の考え方

          成熟企業と比較して、成長企業は中途採用が中心となるため、個々人のキャリア開発と組織の成長が結び付く人事制度の重要度が高いと言えます。 人事制度に不満が生じやすい状態だと、組織が拡大するほど、報酬や評価、キャリアなどの悩みが増加して、次第に重力となって、コトに向き合えなくなります。 どんな制度も、公平性を追求してルールを作り込もうとも起こり得ること全てを網羅することは難しく、むしろ不透明が増して運用が難しくなり、組織の慣性によって不完全なまま根付いてしまうため、万人に公平は極

          事業成長につなげるための人事評価の考え方

          読書記録:楽天

          1. 突き抜けろ 三木谷浩史と楽天、25年の軌跡(三木谷 浩史) たった6人でサービスを開始した楽天市場が四半世紀で年間5兆円規模になり、70以上のサービスを擁する企業への成長している歴史に圧倒される 2.最後の海賊 楽天・三木谷浩史はなぜ嫌われるのか(大西 康之) モバイル事業に挑戦する三木谷さんの仲間の存在に組織力の偉大さを感じる <Point> ・圧倒的な野望が業界を越境した経営人材を揃える

          読書記録:楽天

          組織成長の壁を突破し続ける創業メンタリティ

          市場のニーズに事業の強みがマッチして、どんなにモメンタムが出ている組織であっても、成長するにしたがって徐々に規模と複雑性の重圧を受けて失速していく。 組織成長の壁を突破し続けるために何が必要なのか。 かつて、度重なる経営陣の交代で組織の複雑性が増して、倒産寸前まで追い込まれたAppleがスティーブ・ジョブズの復帰によって奇跡的な復活を遂げ、アメリカ初の1兆ドルの時価総額を記録した要因の一つは、創業メンタリティにあるとされています。 今回はベイン・アンド・カンパニーが調査

          組織成長の壁を突破し続ける創業メンタリティ

          読書記録:スタートアップ世界観

          1. コミュニティドリブン経営(小父内信也) コミュニティ形成を通じたロイヤル顧客との共創によるマーケティングが尊い発想で新時代のビジネスの在り方を考えさせられます 2.インテントセールス(小笠原羽恭) 顧客のために最適なアプローチを追求する”インテント”の新しい仕組みに新時代のセールス/マーケの到来を感じます

          読書記録:スタートアップ世界観

          AMAZONのストーリーとしての競争戦略考察

          2023年に売上5,747億ドルを越え、2024年9月6日時点で時価総額1.7兆ドルと、1994年の創業から破竹の勢いで世界中の経済に大きな影響を及ぼすAMAZON。 AMAZONが成長し続ける要因を、楠木建さんの『ストーリーとしての競争戦略』を戦略ストーリー図で考察します。 AMAZONのストーリー構成要素 1.DAY1の精神 └ ジェフ・べゾスが繰り返し強調する「アマゾンにとってはいつでも今日が創業日だ」というスタートアップ精神を維持するためのメッセージ 2.顧客

          AMAZONのストーリーとしての競争戦略考察

          読書記録:目標管理

          1.Measure What Matters(ジョン・ドーア) 使い方によってはプラスにもマイナスにもなるOKRの要諦を抑えることができる 2.最高の結果を出すKPIマネジメント(中尾隆一郎) 理屈は理解していても実践でズレがちなCSF、KPI、KGIを関係者全員で共有・実行・改善し続けるとの原則を振り返られる <Point> ・単に数値でマネジメントのはKPIマネジメントではない ・事業成功が何か分かっていないとKPIマネジメントは始まらない ・KPIが現場の努力で

          読書記録:目標管理

          イノベーションを加速する都市開発の思想に触れてみて

          都市は人が生活していくための重要なインフラとして下記の歴史を辿ってきました。 そして現代では、都市開発と経済は下記の観点で関連しているため、世界の主要都市は、経済成長のために、魅力的な企業や人材を呼び寄せられるよう個性的な都市開発を推進しています。 A.T. カーニーによるグローバル都市展望 (Global Cities Outlook: GCO)の調査では、 「個人のウェルビーイング」「経済」「イノベーション」「ガバナンス」の4つの観点で全世界156の都市の有望性を評価

          イノベーションを加速する都市開発の思想に触れてみて

          リサーチ7.保険× 画像認識AI〜新時代の保険体験を牽引するTractable〜

          保険の起源は、紀元前3世紀のバビロニアやギリシャ、ローマで商人たちが貨物の損失リスクを分散する貸付から始まり、中世ヨーロッパのギルドで共同基金を設立されたことが現代の保険の前身とされています。 17世紀のイギリスで、ロンドンのロイズ・コーヒーハウスが海上保険の引受所として機能し始めたことで保険業界は急速に発展し、火災保険や生命保険などが次々に開発されました。 このように共同によるリスク分散の社会インフラとして歴史の深い保険業界は、下記のような課題に遭遇して、変革を迎えていま

          リサーチ7.保険× 画像認識AI〜新時代の保険体験を牽引するTractable〜

          読書記録:経営チーム像

          1.人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?(松尾 大、本田 直之) 発散よりも内省、と短時間の工夫で自然に余裕をつくる習慣が参考になる https://amzn.asia/d/b2KsdQd 2. CHROの原理原則―人事は水を運ぶ― (堀尾 司、山崎 賢司) 経営と現場、今と未来の視座と視野を行き来しながら運用力のある人事施策を講じていく原理原則が学び深い 3.最強CFO列伝(井手 正介) 専門的役割からCEO候補として脚光を浴びるCFOの

          読書記録:経営チーム像

          ケース32. コーピング〜コトに向き合い続けるセルフマネジメント〜

          日々の仕事で一生懸命になるほど、仕事の難易度や人間関係、ワークライフバランスの壁にぶつかりストレスが避けられないものですが、同じような仕事をしていても、ポジティブオーラを纏う人と、ネガティブオーラを纏う人を見かけて、その違いが気になることはないでしょうか? 経営の視点: ・どんな仕事に対してもポジティブに挑める活気ある職場にしたい ・個々人に配慮することが難しく、ネガティブな人には機会を渡しづらい 現場の視点: ・日々をポジティブに過ごしたい ・仕事や人間関係が苦しくなる

          ケース32. コーピング〜コトに向き合い続けるセルフマネジメント〜