1.ビジョナリーカンパニーZERO(ジムコリンズ)
さまざまな企業がそれぞれのビジョンを掲げながらも社会の公器として根付く企業が限られているとの事実は、偶然ではなくリーダーシップと組織の作り方にあると自助努力の道筋を考えさせられます。
「真のリーダーシップとは、従わない自由があるにもかかわらず、人々が付いてくること」との一節が実践が難しいテーマだからこそ、そのリーダーシップを養えるかが岐路となる。
2.リーダーシップ論(ジョン・P・コッター)
リーダーシップとマネジメントの違い、多くの組織でマネジメントスキル開発が行われども、リーダーシップ開発が盲点になっていることを振り返ることができ、そしてリーダーシップとマネジメントは二者択一ではなく両輪が必要だと理解することができます。
市場の変革に視点を置いて組織を動かすには、人間関係の難しさを直視して、組織の力学を制することが勝負となる。
3.ダークサイドスキル(木村尚敬)
組織は人の集合体である以上、人を説得できなければ組織を動かせない。
空気を作る力、人を見極める力、厳しい意思決定を断行できる力、といった泥臭いヒューマンスキルを有することがリーダーシップの発揮のために必要と日常の過ごし方を再考させられます。
人に対する深い理解がリーダーシップには欠かせない。
4.経営におけるアートとサイエンス(山口周)
論理的・理性的スキルに加えて、 直感的・感性的スキルを磨かなければ、誤ったリーダーシップを形成してしまうと、忙しいほど疎かになりやすい価値観を日常的に養うことの重要性を考えられます。
「ビジネスパーソンであれば自分の仕事を、アーティストとしての自分の作品だと考えてみる」とのメッセージを意識できるかで、細部のこだわりが変わる。
5.変化を生み出すモチベーションマネジメント(小笹芳央)
変化し続ける人は強いという命題の下、多くの人が持つ現状維持バイアスに打ち克つリーダーシップの発揮を3段階の変化プロセスの実践的なテクニックで考えることができます。
人の行動心理を捉えて日々のコミュニケーション設計を考え抜けるか。