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「ターザン」が紳士になった…

彼について書く前に
まだ……余剰がいる😌
それだけ、複雑な得体の知れない人だった…

彼が(幽霊)なのでないかと👻
何度も思ったことがある……😅
1度や2度ではない……

(本当にこの子は生きているのか…?)
何度も疑った……

何度も何度も…突然気を失う彼…
大きな音がして(まただ!倒れた!)駆け寄る!
抱き抱え!名前を呼ぶ……


元気でいても突然、気配を消す……😰
足音すらしない……

どこに消えたのか分からなくなる……
彼と(かくれんぼ)したら絶対見つけることは不可能なレベル😅

匂いについても☝️
私たちが全く気づけない
微妙な匂いで色んなことを判断する

私に病気が近ずいて居ることを教える……

息子を心配する私に、バイクの音を!
相当遠い所から聞き分け
近くまで帰ってきてる事を教える…
あと何分で帰り着く!心配ないと……😅

勿論…その通りの結果になる😌

末の息子が、小学生の時の事〜😌
友人達と学校帰り
かくれんぼをしたことがあった。
メンバーの1人が勝手に帰ったことから
その子をみんなで探し始めた。
日も暮れてその仲間も勝手にひとり、ふたりと…帰っていった。

息子は最後まで探しているのかもしれないと
友達がハッと😳思い出して両親に話してくれ学校から電話がかかってきた。

心配する私を見て、遠くを見つめ何かを拾った感じで数分後、お兄はこう言った……

「最終便のバスで帰ってくる…あいつはAmuを困らせることはしない…ギリギリまで探してるだけだ。バスに間に合うように帰ってくる…」

真っ暗な中…
バスが我が家の前で止まった…
お兄の言う通り……
息子はちゃんと……帰ってきた
忘れられない出来事だった……

常に彼は……
目に見えない誰かと会話している気がする…

気づかないうちに
私たち家族の携帯を操作している事が
何度もあった……😅
そして……元の位置に戻してある…
音すらしない……

「あの曲いいね〜好き🎶」
と言う何気ない会話…
次の日その曲が携帯の中に入っている
まるでマジシャン☺️

常に姿を消す!
消えて……
また現れる……

中学校に行ったはずの彼が!突然😱
2階のベランダから「ただいま🎶」と帰ってくる……
ひっぇぇええええΣ(゚ω゚ノ)ノ

きゃーーー!😱
ベランダは10メートル近くある川べりにある
どうやって登った⁉️😰

腕だけで登ったらしい……😅

人差し指で茶碗を引っ掛け…
どんなメニューにも(お酢)をかけてぐちゃぐちゃに混ぜて食べる……😮‍💨

そんな彼に娘達は激怒😡💢の日々……
だったなぁ〜😮‍💨

ある日……
ベランダに並べてあるテーブル2つ!めがけて走り出す💨

(何する気⁉️)😱きゃーーー‼️
手も使わず2つのテーブルを飛び越えていく😱
下は川べり…
何度も貧血を起こしそうだった……😵‍💫

未だに……
私に顔を近ずけ……😅
(くんくん🎶)匂いを嗅ぐ……
そしてこう言うのだ😅

「病気の匂いがするよ
Amu気をつけないとね…
疲れ気味だ…もう寝た方がいい」
ぶっきらぼうにそう言う……

息子の事も
「最近、あいつの便器についてる💩うんこがおかしい…良くない。言っとかないと…」

車を運転していても、相当遠くのヤブの中にいる動物に気づく😥
「危ないからよそ見をしちゃダメよ!」

と言う私に…😅
「見えているから大丈夫…😉」と返す……

電気の明るさが眩しすぎるらしく
いつも電気を消す…
常に暗がりを好む……
目の色素が薄いからなのかも知れない…
少し日本人離れをした瞳をしている

真っ暗な暗闇の中でも…
はっきり見えるらしい…

靴も…かなり大きめを履こうとする…
足の指に力を入れ動くためのようだ…
あっという間にボロボロになっていく…😅

私達の常識と併せては答えがでない動きをする

その生まれ持った特性の中で
人とのコミュニケーション
調和を探し……
彼は苦しんできたと思う…

初めて出会った頃の私の選んでいた(白)を今…
彼は選んで着る……

そこに彼の深い思いがあるように思う……

あの頃私は…
彼を迎えにこなかった
ご両親に深い疑惑と腹立たしさが消化出来なかった

今は、わかる気がする…
彼をどうしようもなかった……?のか…?
私にならと、思ってくれたのか…
私に預ける安心を感じてくれたのか…

私自身がそんな境地になってきたのも
彼が落ち着いたせいなのだろうか…

私がご両親を許せたからなのか……

初めて聞いた……
数日前通りがかった港…
小さな港の漁船をみて歌っていた…
父親との思い出の演歌だと話してくれた
「懐かしい…」と微笑んだ😌

親がいたから僕がある…育ててくれたのは親
教育してくれたのはAmu…感謝してる…

そんな言葉を口にしたのを初めて聞いた

涙が浮かぶ……
(ご両親との思い出が良い方に変化してる)
そう感じた…

10年の彼との時間を
「醜いアヒルの子」に綴る……

これは完全なるフィクションです

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