NixOS 23.11を実機にクリーンインストールして使ってみる
私の手持ちマシンでは、VirtualBox や Virt-Manager にインストールしようとしても延々と同じ画面のまま進まなかったり、我慢して数十分待った結果、途中でエラーになったりしたので、仮想環境に入れるのは断念。実機に入れる(クリーンインストール)覚悟を決めました。
インストールは無事終了し、ソフトウェア管理や設定の仕方も(他のディストリビューションとかなり違うので四苦八苦しつつも)少しずつわかってきた(わかってはいない)ので、普段使いにしようと思います。さらばUbuntu、さらばArch、さらばKali…
環境
インストール後にneofetchで表示した内容の一部です。
Host: Panasonic Corporation CFSZ6
Kernel: 6.1.91
Resolution: 1920x1200
DE: Cinnamon 5.8.4
CPU: Intel i5-7300U (4) @ 3.500GH
GPU: Intel HD Graphics 620
Memory: 6476MiB / 7848MiB
インストール
インストーラの選択肢は以下のものを選びました。
言語:英語
地域:東京
英語を選んだのは、日本語の情報収集が難しいと予想したため。ところが結構有用な日本語情報があったので、システム言語は別に日本語にしても良いかもしれません。
デスクトップ環境:Cinnamon
Xfce4も入れてみましたが、NixOSシンボルの壁紙が唐突にネズミに変わってしまうのでちょっと残念。
Wayland の挙動が微妙らしいので、Gnome や KDE は避けました。
スワップ:なし
スワップありにすると、私の環境ではディスク初期化のステージでコケてしまいました。
システム設定、ソフトウェアの追加
ほぼググってヒットしたサイトから必要な部分を丸写ししたようものなので、ここでは改めて書かないでおきます。
FlakesやHome-Managerも入れました。
Steam
SteamはUbuntu系やArch系と異なり、単に組み込んだだけでは日本語が文字化けします。対策は下記サイトの方法でバッチリです。
Neovim
コンフィグを書いたnixファイルが home-manager コマンドでエラーを吐くので、programs.neovim 部分をFlakes用のnixファイルに移動。
するとコンフィグ部分は通るようになりましたが、今度はプラグイン部分が nixos-rebuild コマンド(--flakeオプション付き)でエラーを吐いてしまい、結局 neovim そのものの設定しか組めませんでした。なんでだろ…
パスワード
passwd コマンドで変えたあとは、リビルド不要で、再起動すれば新しいパスワードでログインできます。
再クリーンインストールのために
また別のLinuxに乗り換えた後、「やっぱりNixOSのが良かったな」と思ったときのために、FlakesとHome-Managerの設定を書いたファイルをUSBメモリにバックアップしておきました。まあ、でも、できるだけ長く使いたいです。
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