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夏の背と触れる瞳に|詩


「夏の背と触れる瞳に」

わからない、
僕が好きだと言った季節が知りたくて
わからないんだと君は笑った

好きじゃない、
僕の嫌いな香りの後を追いながらも
本当は好きじゃないと君はいう

ぴかぴかの自転車で出掛けよう
迎えの時間すら忘れてしまったけれど

僕に軽くぶつかってから
出会い拍子を拐っていった風
其れが、
何処となく君に似ていた気がして

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