尽きんもの|詩
「尽きんもの」
遠まわりを選んだリアスな潮風
嘘みたいな本当の話の横顔は
心なしか、
いつもの其れとは違ってみえた
繋ぎあわせて
君がみつめる空を創りあげる
其処に輝く星たちを想像しながら
たった一枚
手もとに残された古い写真
消えることのない海の記憶と
尽きること、
それを知らないあの頃の俤ゆれて
「尽きんもの」
遠まわりを選んだリアスな潮風
嘘みたいな本当の話の横顔は
心なしか、
いつもの其れとは違ってみえた
繋ぎあわせて
君がみつめる空を創りあげる
其処に輝く星たちを想像しながら
たった一枚
手もとに残された古い写真
消えることのない海の記憶と
尽きること、
それを知らないあの頃の俤ゆれて