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今日目と耳を疑ったこと275ーNHKニュースで使われていた「バイスタンダー」という言葉

オットも私も「はあ?」と目を疑った。なぜここで外国語の表現にしなければならなかったのか?それは人が倒れることに遭遇した人は、躊躇することなくAED や人工呼吸や心臓マッサージを行おうという啓発のためのニュースだった。

「周りにいた人」「通りかかった人」「異変に気付いた人」「近くにいた人」など日本語があるだろうに。なぜここであえて「バイスタンダー」なのだろう。

NHKは「正しい日本語」を話すことに局を挙げて熱心に取り組んでいることで有名だ。「NHKでよくそんな言葉が許されましたね」とか「NHKでそんな言い方していいんですか」「NHKに出演する時は言葉に気をつけないと。ちょっ
と緊張しますよね」などと芸能人が揶揄している場面をよ
く目にしている。

だが、しかし最近ではそのNHKが率先して日本語を壊しているのではないかと感じている。例えば、

ニュースの各コーナーのタイトル
「おはBiz」(7時のニュースのビジネス情報)
「おはスポ」(同じくスポーツ情報)
「くらしり」(暮らしに役立つ情報)

きゅんしが」(滋賀県の情報紹介番組名)
「せかほし」
(世界の話題を紹介する番組名」
「ふるカフェ系」
(カフェの紹介番組名)
「知るしん」
(信州の紹介番組名)
「スポヂカラ」
(スポーツの持つ力を伝える番組名)

まだまだ数えたらキリがない。これってなんなんですかね。もうちょっと、マシ
な表現がなかったのかしらねえ。

そして決定打が、この「バイスタンダー」である。もっと日本語を大事にしようよ。そのことを表す言葉が日本語にはあるんだから(と、昭和の女は今日も舌打ちしている)