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今日ときめいた言葉71ーこんな言葉に励まされた:


(タイトル写真は、テレビ朝日の広告 未来をここからプロジェクト2022「ため息つかない!幸せ逃げちゃうよ〜」YouTubeから転載)

1.「頭が『死にたい』と告げても、手足にも相談しないといけないよ。足の裏をよく洗って、返事が聞こえてくるまで歩いてみるんだ」

12歳だった自分の息子を自死で失った父親が、訪ねてきた子供たちに上記の言葉で『死んではいけない』と諭した言葉です(2023年8月28日付 朝日新聞 天声人語 作家 高史明氏の言葉)

ーこの記事は夏休みが終わり、学校に戻るのがつらいと感じている人たちに向けられて書かれています。

2.「ため息つかない!幸せ逃げちゃうよ〜」

テレビで放映されているので一度は目にした方もいるかも知れません。ベンチに座って疲れた風情の男性がため息をつくと、小学生のヤンチャそうな男の子がこのように声をかけるのです。するとこの男性は、吐き出したため息を手でつかんでは口に戻す仕草をします。その格好を見て二人で大笑いします。ほっと一息できる温かい一言で気に入っています。


3.「みんなで乗っている船に最初から穴があいているのが人間社会で、水をかき出し続けなければ船は沈み、おぼれてしまう。人間はそれを何千年も続けている。水をかき出し続けること、徒労を続けることが生きること、終わりはない、というあきらめが必要です」

「水をかき出し続けるのは疲れるから、それを歌にしたり踊りにしたりする。そしてかき出す人間を増やす必要がある。市民運動ってそういうことだと思っています」

(2023年8月24日付 朝日新聞「水をかき出し生きる」元SEALDsメンバー 牛田悦正氏の言葉)

2015年に安全保障法制への抗議運動を率いた「SEALDs」の中心メンバーだった人の言葉である。安保法制は成立しSEALDsは解散したけれど、「これおかしい」と感じる潜在的な層は厚くなっているという。人々の心に芽生えた「おかしい」の種はどんどん育っていると。

「安保法制は成立してしまったので、『SEALDsは何も残せなかった』と言われます。でも、通してしまったのは国民です。『止められなかったから失敗』と言う人はどの立場から言っているのだ?と思うし、戦わない人は負けることもできない。負けることもできない人が勝ち負けに言及するなと正直思います」

人ごとじゃないんだよね。政治は我々の生活そのものなんだから。

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