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今日かいま見た出来事235ーコンビニでのこと

散歩の途中でたまたま立ち寄ったコンビニ。なんだか大きな声が聞こえてきて騒がしい。どうもお店のものを勝手に食べてしまったことが原因らしい。問題を起こしたのはダウン症の女性で、推察するにそんなに若くはなさそうだった。その女性の母親が叱りつけているところだったのだ。

「私がトイレに行った隙に、抜け出したようなんです」

そして今度は本人に向かって、

「お店のものを取ったりしちゃダメなのよ」(バシッと体をたたく音)

と言っているのだが当の本人は全く理解していなさそう。コンビニの店員の口調からこの万引きは繰り返されてきた様子。だから即、母親に連絡がいったのだろう。店員はこっちとしても困りますの一点張りでらちが開かなそうだった。

コンビニを出てから考えた。こういう問題はどうやって対処したらいいんだろうか。本人の自覚がどれほどあるのかわからないが、悪びれた様子は見られなかった。学習能力や判断能力などが希薄だったら、怒ろうが怒鳴ろうが意味がない気がする。

徘徊してしまう老人を四六時中見張っていることができないように、このような人のことだって家に閉じ込めておくなんてことはできないだろう。

目下思いつくのは、ここはコンビニの店員の力を借りるしかないのではないだろうか。母親が来るまで彼女の相手をしてもらうとか。少しばかりの金銭を前もってコンビニに預けておくとか。

だがしかし、これは業務内容外にあたる。それを拒否されても文句は言えないし、警察に通報されることもあるかもしれない。

昔見たドラマでちょっと知的障害のある子に近隣のみんなが声をかけてその子はすっかりその町に溶け込み、みんなも受け入れているなんていうのがあったけど、もうそういうことは無理なのかなあ、などと考えながら散歩を続けた🤔


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