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強迫性障害介護職員初任者研修へ③

介護職員初任者研修二日目。

前日。早速いつもの強迫太郎
「眠れなかったらどうしよう」がやってきた。
「眠れない→初任者研修をぶっちする→
介護業界から追放」なんだそれ(>_<)
そして今までの強迫観念は消え去るんだなあ。
やっぱりこれおかしいよなあ。といつも思う。

やっぱり多めの薬を前日にぶっこんだら
朝だった…。
でも、今日はなんだかよく眠れなかったみたいで
もやもや気持ち悪い。この気持ち悪さが
強迫性障害の人はたまらなく嫌なんだと思う。

気分本位から目的本位へ

その気持ちの悪いまま講習の内容に集中する。
そしたら最初は寝不足が気になって仕方なかった。
自分の気分を優先してそればかりに注意をむける
→精神相互作用によってもっと気分が悪くなる。
(気分本位)

では、この場合森田療法ではどうするのか。
本来やるべきこと(ここでは講習の内容に集中する)
今、目の前のことを集中してやることが大切だ。
→目的本位
そのことにより寝不足でもやもやする気分が
変わるということを体感する。

「心が流れる」ということを何度か経験することで
強迫症の症状から少しづつ解放されるだろう。
(今回も心は流れ講義に集中できた。)
私に足りないのはこの経験を重ねることだと思う。

今日の初任者研修もやっぱり面白かった。
先生は「え?この人先生?」という感じの風貌。
最初、掃除の人かなあと思ったけど講義が始まると
変身!声がとにかくでかい!
大迫力だ。65歳はゆうに超えた彼女はまるで
菅原文太のような口調でまくしたてる。
おまけに面白くて優しい!全く彼女の一人芝居
で幕を閉じた初任者研修二日目だった。

私は今まで見たことない人、交流することの
なかった人と出会って、勉強したりしていること
がとても楽しい。世の中には本当にいろんな人がいる。
今までなんと小さな世界で私は安住して、そうして
勝手に苦しんでいたことだろう。

それに頑張って帰ってきた後のビールは旨い。
次の研修の前の日もきっと大騒ぎしているだろう。
けれどまた少しだけ自信がついた。
専業主婦でおまけに強迫性障害の私が
働くのはなかなか難しい。けれど少しでも
前進したい。そして自分のお金で子供に
ソフトクリームを買ってあげたい。
それはきっと白くてふわふわでとてもとても
美味しいことだろう。

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