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ギャルがBtoBマーケターになった理由

先日投稿した"はじめてのnote"を読んでくださった方、スキしてくださった方、ありがとうございました!
"スキ"ってなんかいいですね。ニヤニヤ。(笑)
"はじめてのnote"には私のプロフィールや今のお仕事、今後発信していく内容などを書いているので、読んでいただけると嬉しいです!

本題の前に

web広告代理店に新卒入社して、早2年半が経ちました。
この2年半、一貫してBtoB企業のマーケ支援を行う部署でアカウントプランナーとして業務に携わってきましたが、いろいろな方からよく言われることがあります。それは「ほんとはtoCのマーケがやりたくて入社したんじゃないですか?」です。答えはYESです。(笑)ゴリゴリにコスメのECとか担当したかったです。ではなぜ、BtoBマーケターになったのか。そして、今も続けているのか。本投稿では時系列に沿って語らせてください!

アパレル担当だと思って浮かれて挑んだ入社式

前提、私の勤めている会社はBtoBの支援部隊とBtoCの支援部隊が分かれています。配属人数の割合的には例年BtoCの方が圧倒的に多いことと、私が就活でコスメとかアパレル業界も視野に入れていたことを会社に伝えていたため、私がコスメやアパレルの担当に決まってるっしょ。とまで、思い込んでました。とんだ勘違い女です。
入社式当日、発表された私の配属先は"BtoB事業部"でした。製造業やIT業界を担当することになると聞き、「コスメもアパレルも担当できないってこと?てか製造業の広告って何?」という感じで、勘違い女撃沈。入社1日目でアパレル担当のキラキラマーケギャルになる夢は儚く消え去りました。

鬼の配属ギャップに打ちひしがれた研修

本当の配属ギャップを痛感するのは、その数ヶ月後のことになります。
社会人としての基礎的な研修を終え、遂にBtoBマーケティングの研修や、IT研修などがはじまりました。"オンプレミス""PaaS""クラウド"などあまりの専門用語、概念の多さに「あれ、みんな日本語しゃべってる?私って留学生だったっけ?」と錯覚するほどでした。大学時代にカナダに留学した時と全く同じ孤独な気持ちでしたね(笑)広告の指標や分析は勉強しなきゃいけないなと覚悟してたのですが、ITは聞いてないって。興味もないって…。と日々ギャップは大きくなるばかりでした。
なんとか、生まれ持った根性で本を読んでみたり、引継ぎ案件の商材について調べてみたり、上司や先輩に質問攻めしたり、と食らいつき、研修期間を終えることができましたが、マジでしんどかったです。

現場デビューと挫折

研修が終わり、いよいよ現場デビュー。メイン業務である広告運用すら一人では難しい中で、担当クライアントのビジネスも一から理解しなければならないのは本当に大変でした..。
中でも特に大変だったのは担当するサービス・商材の「ターゲットペルソナの策定」です。アカウントプランナーはクライアントのマーケティング戦略立案から実施策の運用まで俯瞰しなければならないので、戦略策定にあたるターゲットペルソナの策定も支援します。しかし、BtoBは特にターゲットペルソナの策定が難しいです。簡単にどういうことか説明すると、某コスメブランドの落ちないリップのターゲットは?と言われたら、なんとなく「20代の女性がターゲットで、食事の際リップを塗りなおすのが面倒だと思っている。」みたいな具合でざっくりはイメージすることができます。しかし、大手SIerが提供するCRMのターゲットって言われると、ターゲットって誰だ!?抱えている課題ってなんだ!?みたいな感じになります。しかも、さらにややこしいのがBtoBの場合、意思決定者が複数存在するケースがあります。購買担当者、ツール選定者といった具合で複数名が意思決定に関与し、複数部署にまたがっていることも多々あるため複雑です。
限りなく0に近い状態からスタートし、なんとか情報を収集して、仮説を立てなければならない。これは本当に苦労しました。また、1年目といえどプロなので、仮説をクライアントに出せるクオリティまでもっていかなければならない事には日々プレッシャーを感じてました。

BtoBマーケを続ける理由①苦労が信頼に変わる

ただ、そういった苦労はほとんどの場合、信頼にかわります。
これが私のBtoBマーケを続ける理由の1つです。
苦しみながら情報を収集して、仮説を立てて、提案するとありがたいことにクライアントからはお礼の言葉を頂ける事が多くあります。
たとえ仮説が間違っていても、訂正していくことで信頼関係が出来上がります。「ほんとによく調べてくれましたね」とかそういった言葉をいただけたときはやってよかった!と思います。
難しいからこそ、生み出せる信頼関係ではないのかなと思います。

BtoBマーケを続ける理由②市場価値がバカ高い

先ほどの話に加え、もう1点BtoBマーケを続けている理由があります。それは市場価値の高さです。具体的には以下2つの観点で市場価値高いな~って感じてます!

①BtoBマーケ(特に製造業マーケ)市場はこれから伸びそう
toCのマーケに周回遅れで、伸びているBtoBマーケ市場ですが、
日本の人口減少など考えると伸びないわけがないのでは。と思ってたりします。ちなみにですが、BtoBマーケをやっているギャルはまだ見たことないので私、最強になれるんじゃないかと思ってます。(笑)
もしいたら是非、友達になって下さい。(笑)

②BtoBマーケの営業をするアカウントプランナーは、成長が掛け算。
マーケティング=うれる仕組みづくり なので、売れる戦略を考えながら、営業することが、ちょっとずつできるようになってきてます。

まとめ

結構鬼語りしましたが、最初に申し上げた通り、もともとはtoC志望なので、憧れは今でもあります。桁違いに大きな予算を動かしている友人達の話を聞いてかっこいいな~と思いますし、いつかはやってみたいかも、なんて思ったりもします。が、今はBtoBのマーケターになれて、よかったなと心から思っています!

おまけ(暑苦しすぎる感想)

私の好きな言葉の1つに「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があるのですが、今回のブレイクスルーを通して本当にその通りだな。と思いました。想像していた仕事ができないと分かったときは腐りたくなりましたが、一旦、置かれた環境に目を向けて、最善を尽くしてみたからこそ、今BtoBのマーケターになれて本当に良かったなと思えています。改めて、置かれた場所で咲こうとするのも大事だなって思いました。

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