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仏様になった父に手を合わせる

今夜は寒い。底冷えする寒さだ。
日曜日に父の四十九日法要を終えて、住職に「お父さんは、仏様になられましたよ」と言われた。
がんが見つかって4ヶ月、本当にあっという間に逝ってしまったから、仏様になったと言われても理解が追いつかない💦
だけど、そう思うことで自分を納得させるものなのかなとも思う。

相変わらず、母の中では父は生きていて、毎日姿を見せずに朝早くからゴルフに行って、夕飯の時間になっても帰ってこやしない!と怒っている。
つい最近までは、そんな母の言葉を真に受けて私もイライラしてたまらなかったけど、それはきっと母が父のことをどれだけ愛していたのかということの裏返しなんだと考えると、とても切ない気持ちになったりして。
もう否定するのはやめようと思う。(極力)

本当に人の一生は儚い。

ある日終わる。
終わったら、おしまい。

でも、魂は続く。続くのか?続くはず。

お母さんがこの先の人生を穏やかに過ごせるように見守ってね、と父に祈る。
祈るというか、頼む!お願い!よろしく!

いつまで続くのかわからない母との介護生活も、できれば心穏やかに、今日も一日平和だったとベッドに入って電気を消す瞬間に思えたら、それだけで気持ちが前向きになるから。

そんな風に思います。

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