7月といえば!〜私の夏にオススメな絵本9選〜
こんにちは。
気付けば7月に入り、一段と暑さが増してきましたね。本格的に夏が始まったなと感じています。
さて、今回のテーマは7月。
7月といえば、梅雨が明け、さっぱりとした青々しい空に燦々と照り付ける太陽が姿を表し、プールや海に行きたくなる!そんな夏の始まりの季節かなと思っています。
そこで!
今回は、そんな夏の始まりを感じるような絵本を紹介していけたらと思っています。
大人になるとなかなか絵本を手に取る機会がないと思いますが、そんな大人にこそ!たまには絵本を手に取り、童心に返ってみてほしい!です。
また、今、絶賛育児中!
子どもと楽しめる絵本が知りたい!
そんな方のためにも紹介していきたいです。
それから、
小学校に入った低学年の子どもに読ませるとよい絵本が知りたい!
(特に、読書感想文どうしよう…と悩まれる保護者の方もたくさんおられると思いますので。)
そういった方にも発信していこうと思います。
ということで、今回は、
・大人も童心に返って読んでみたくなる夏の絵本
・子どもと一緒に楽しめる夏の絵本
・小学校低学年向けの夏の絵本
この3本仕立てで紹介していきます。
〈大人も童心に返って読んでみたくなる夏の絵本3選〉
・「なつのいちにち」
まず紹介したいのは、この「なつのいちにち」という絵本。
みなさんは、子どもの頃、夏休みをどんなところで過ごしたでしょうか。
この「なつのいちにち」という絵本は、のどかな田舎で、とある少年が虫取りに出かける夏の1日を描いています。
文章は短く、あっという間に読み終われる絵本ですが、
夏の空ってこんな空よね!
そうそう、田舎の夏の風景ってこんなだよね!ああ、子どもの頃そういえば虫取りしたよなぁ
そんな子どもの頃の記憶や体験が蘇ってくるような1冊です。
・「初雪のふる日」
もしかしたら読者の中にはこのお話を知っている方もいるかもしれません。4年生の国語の教科書に載っていた作品です。
夏なのに、なぜ初雪の話?
そう思われるかもしれません。
ただ夏は怪談話を聞きたくなる方もいますよね。なので、ちょっと不思議な話も織り交ぜてみようとこの話を選んでみました。
この話は、初雪がふり始めた日に、女の子が石けりの輪を見つけて跳び始めるところから話が始まります。
しかし、跳んだが最後、簡単には石けりをやめられなくなってしまうのです。この女の子がどうなってしまうのか…。
児童文学なのに気になってしまったでしょ?
ぜひ手にとって読んでみてください。
・「うみじじい」
これは、月刊誌こどものともの絵本で、福音館書店では在庫切れとなっている絵本なので、出逢えた方はラッキーな絵本となってしまいますが、私は、この絵本を通して海の怖さを知りました。
これから海で遊ぶ季節になっていきますが、お盆には海に入るな!と言われたことがある方いるんじゃないかなと思います。
そのお盆には海に入るな!が子どもに理解しやすい形となっている作品です。調べたところ、大分県の民話を題材に作られた絵本だそうなので、大分県の民話を調べてみるのもよいかもしれません。
〈子どもと一緒に楽しめる夏の絵本3選〉
・「こぐまちゃんのみずあそび」
小さなお子さんがいるご家庭では水遊びを毎日のようにされているご家庭もあるかもしれません。
この絵本は、こぐまちゃんがじょうろでお花にお水をあげるところから始まります。いろんなものにお水をあげていくうちに水遊びへと発展していきます。
我が子に同じことをされたらと思うとちょっとヒヤヒヤしてしまうかもしれませんが、じょうろから始まって水遊びまで発展していく様子はこどもらしさを感じます。
読んでいると、一緒になって水遊びに参加している気分になれ、こちらも涼しくなってくる絵本です。
・「さんさんさんぽ」
こちらは、春夏秋冬1冊ずつある中の夏の1冊。
3歳くらいの女の子が季節を感じながらおさんぽをするおはなしです。
絵がほんわりしてて可愛くて、一緒に読んでいてほっこりします。
小さい子だとこういうことあるよなと共感しながら読める絵本です。
・「なつのおとずれ」
絵を見たら、これはあの作家さんでしょ!ってすぐなる方もいると思います。
小さい子には馴染みがあるあのだるまさんシリーズのかがくいひろしさんの作品。
天気予報士のかたつむりさんの梅雨明けがもうすぐとの話から夏の風物詩たちがちょっとずつ現れてきます。
夏といえばこれこれ!となるような夏の風物詩たちがたくさん出てくるので、とても楽しみながら読める1冊です。
〈小学校低学年向けの夏の絵本3選〉
ここを読みにきてくださったnoterのみなさんは、たぶん、"夏休みの宿題で読書感想文の宿題が出ているものの自分の子どもは、そもそも読書苦手なんだよな…。どうしよう…"となっている方が訪れているのではないかと思っています。
なので、本は苦手だけど、読書感想文どうにかしたい!という方向けに本を紹介していこうと思います。
ちなみに、書き方まで悩んでいるnoterさんがいて、よかったら書き方も記事にしてほしいという要望がありましたら、記事にしたいと思いますので、コメントで記事にしてほしい旨、お伝えください。
今年の読書感想文低学年の課題図書
おすすめしていく前に、まず、今回の読書感想文の低学年の課題図書について。
本が苦手な子でも読み聞かせなら話を聞けるお子さんであれば、「ごめんねでてこい」以外の「あざらしのアニュー」、「おちびさんじゃないよ」、「どうやってできるの? チョコレート」は、親子で読んで取り組むことができるかなと思いました。
「あざらしのアニュー」は、どうぶつやどうぶつの赤ちゃんが好きな子は読みやすいと思います。また読み始める前に、おうちの方が先に読んでおき、読む前に、あざらしの赤ちゃんのアニューはどんなふうに大きくなると思う?と予想をさせてから読ませると予想と実際を比べながら読めると思います。
「おちびさんじゃないよ」は、同じ境遇のお子さんや背の高いお子さんも、共感したり、自分と比べたりして読めるかなと思います。もし自分がこの子だったら…そんな視点で読み進めるとよいと思います。
「どうやってできるの?チョコレート」は、タイトルの通り、チョコレートがどのようにできて日本に届くのかについて、写真を使って説明してくれています。身近な食べ物で、写真で説明してくれているので、こちらもとっつきやすいと思います。
ただ、課題図書に選ばれているだけあって、それなりの文章量はあります。
うちの子には、課題図書はちょっとハードルが高いかも…
そんな方々のために、私のおすすめを3冊紹介します。
お子さんの興味関心やこれまでに絵本などにどのくらい親しんでいるか、どんな絵や写真が好みかなどでも違ってくるので、こんな選び方をするといいよが少しでも伝わるように紹介していけたらなと思います。
・「1ねん1くみの1にち」
今年、入学した1年生におすすめの1冊。
もしかしたら中には入学前後で読まれた方もいるかもしれません。
4月から4ヶ月を経て初めての夏休み。
自分の学校生活と比べながら読むとよいと思います。
そういう意味では2年生のお子さんでも1年生の時どうだったかな、2年生になって変わったことがあったかななど、自分の生活と比べて読めるのでおすすめです。
・「みずやりとうばん」
みなさんも子どもの頃に野菜を育てた経験があるのではないでしょうか。
今でも、生活科の学習では、1年生では花を、2年生では野菜を育てる学習があります。
この絵本は、野菜の水やり当番を忘れてしまったなつみちゃんが水やりどうしよう…と悩むお話です。
花や野菜を育てているお子さんにとって、自分はこれまでどうだったかな、これからは自分の花や野菜への水やりをどうしていきたいかななどと思いを馳せやすいかなと思います。
・「みつけたよだんごむし」
最後に、科学絵本から1冊。
科学絵本のように、物語ではないものを選ぶときも、できたら1つのことについて物語のように説明されているような絵本をおすすめします。
科学絵本の中には、複数のものを説明している絵本もたくさんありますが、読書感想文を書くときには1つのものに焦点を当てて掘り下げている絵本の方がお子さんもそのものだけに集中して読みやすく、感想も書きやすくなるかなと思います。
こちらは、だんごむしの生態について、写真を通して、細かく説明してくれています。
こどもたちにとってだんごむしは身近な存在。
虫が苦手なお子さんでなければ馴染みがあり、読みやすいかなと思います。
今回、クロサキナオさんの企画に参加してみたくて、この記事を書いてみました。
読んでみたくなった夏の絵本はあったでしょうか。皆さんが絵本を読んでみたくなるきっかけになれば幸いです。
-----------------------------------------------------------
☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
#クロサキナオの2024SummerBash
-----------------------------------------------------------
ここまで読んでくれてありがとう。
スキをもらえると嬉しいです♡