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自臭症との共生の歩み(オシリからの臭いとの闘い) 前半

◯はじめに

はじめまして、あゆむです。

これからタイトルどおり、自分の臭いとの戦い?共存?について、辛かった時のことも含めて、現在までの実体験をつれづれ語っていきたいと思います。

他人のニオイはすぐに分かるのに、自分のニオイって、本人は全然気づかないことはないでしょうか。

私はまさにそうで、自分では臭っていないつもりなのに、
周囲の反応から、

「あれ、もしかして、今臭いのかな。。。」

ということを多々経験してきました。

この経験も行き過ぎると、

心理的な病として、「自臭症」として整理されてしまいます。

本人としては、外的な問題があると思って勇気をもって病院に相談に行っているのに、

内的な問題として片付けられると、

「そうじゃないっ!(T_T)」

という気持ちになりますよね。

今回の一連のお話では、同じような悩みがある方に少しでも情報を提供できればという思いで書いていきたいと思います。

かなりの紆余曲折を経て、悩んだ結果、

今は、ある方法で随分落ち着いているということもまとめることができればと
思っています。

◯自覚したのは、中学生3年から

小学生から中学に入るまでは、少し内気な恥ずかしい面がある子どもでしたが、大きな悩みなどはなく、一般家庭で心穏やかに育つことができたと思います。
体格としては、肥満とまではいかずとも、ややぽっちゃり系だったと思います。

中学生の間は体育系の部活に入ることになり、外でよく体を動かすようになりました。そのせいか、体重も普通ぐらいをキープしていました。

その後、中学3年になり部活を引退後は、本格的に高校受験に向けて学習を始めるようになりました。

部活でブランクがあると思う反動で、昼夜逆転の生活をすることが多くなり、時間に関係なくお腹がすけば、自由にお菓子を食べたりしていました。

こうした生活を続けると、すぐに体重は増えてしまい随分不健康な生活になっていったと思います。

そうした中でも、また運動すれば痩せるからと思い、あまり気にはしていませんでした。

そうしたある日のこと、

普通に授業を受けていると、

後ろから、生徒のヒソヒソ声が、、、

なんとなく、私のことかなと思いつつ、気にしないでいると、

次にぽつりと一言

「(ぼそっ)あぁ、クサイ、クサイ・・・」

いや、これは衝撃な一言でした(笑)

今でもありありと思い出せますが、胸が痛くなってしまいます(ToT)

その後は、動揺を隠しながらも、

常に「自分って臭っているかも!?」ということを考える日々が始まったのでした。

◯中学から高校まで

思春期の私にとっては、十分過ぎるほどのダメージを与えた一言でしたが、
当然ながら色んな可能性について考えました。

一般的にはワキの臭いなどでワキガなどがあると思いますが、それまで全く言われたことがなく、どう考えてもワキの臭いではないように思われました。

もし言われるなら、これまで、スポーツをする場面などで気づいてもおかしくありません。

問題が起こったのは、教室で座っている時というシチュエーションです。

可能性としては、「オシリからの臭い」という点でした。。。

その日から必死でトイレの後などは、キレイにしたことはいうまでもありません。

「たまたまであってほしい、、、」

そう願って登校を続けましたが、

現実はそうもいかず。

明らかに、私の後ろの生徒は、机で距離をとっていたのでした。

前からプリントを配る際に、手を伸ばさないと渡せないというのが、

なんともシュールで辛かったです(T_T)

それでも、目の前の受験は待ってくれないわけで、

誰にも相談できないまま、通っていた塾などでも神経を使いつつメンタルは良くなかったですが、なんとか志望校に合格することができました。

それでも、まだまだ苦難の道は続くのでした。。

◯高校生活


さて、以前は、精神的なダメージを受けながらも、なんとか中学校を卒業できたという話までしました。

発症時は、受験勉強期間中でしたので、かなり1年間で太ってしまっていました。

そのため、高校入学までに少しは減量しようと努力はしましたが、

受験が終わった開放感から、あまり上手くいかず(笑)、

そこまで大きく体質は変化することなく、高校生活を迎えることになりました。

この時点では、自分の中のどこかで、

「中学時点の体臭の件はもしかしたら一時的なものだったかもしれない。
 案外環境を変えるとそこまで気にならないかも。。。」

という淡い期待を抱いていました。

ただし、その期待はもろくも崩れ去るのでした。。

高校では、当然ながら、新しいクラスになります。

そこで席決めがあり、私は後ろから2番目の席になりました。

あまり目立たない席でよかったかなと思い、しばらく過ごしていましたが、、

明らかに、後ろの席の人が私と机の距離を空けて座っていました(泣)。

表面的には普通に接してくれるのが、せめてもの救い?だったかもしれませんが、

なぜそこまで席を空けているのかは、やはり反応が怖くて聞けなかったです。

相変わらず、プリントを後ろに回す時がなんとも渡しにくかったです(笑)。

結局、この高校生活でも根本的な解決にはたどりつくことはできませんでした。

決して、楽しいことがなかった高校ではないですが、
この臭いの問題があることから、あまりぱっとしない高校生活の印象です。

しかも、最後の高3の受験では、第1志望、そして滑り止めの両方に落ちるという失態を犯してしまいました。。全然滑り止めになっていなかったことに大反省しましたが、時はすでに遅し。

そうして、暗闇の予備校生活に突入するのでした。

予備校生活においても、臭い問題はつきまといました。

自習の時間や空いている授業については、
わざと一番後ろの席を陣取ることで、やり過ごすようにしていました。

問題は、模試の際や、混雑している授業に参加する時です。

模試の際は、気にするどころではないので、
なんとか無の境地に達することで、模試に集中することにしました。

心の中では、「後ろの人、ごめんさなさい(*_*)」と思いながら。。

問題は、混雑している授業で、
空いているスペースに座る時でした。

予備校では、色んな生徒の人がいました。

また、みんな受験に受かるために必死になり、
安くもない月謝を支払っていることもあり、
当然ながら良い環境で勉強することを求めています。

そうした中で、前の席から異臭がしたらどうでしょうか??

はい、ものすごく反発したくなりますよね。

一度、授業の合間に、

すごい舌打ちやボソボソする声のあと、

授業後にもすごく睨まれた経験があり、そそくさとその場を逃げるように立ち去ることがありました。

いやぁ、なかなか辛い体験でした。

この頃から、やはり自分から臭いが出ていることは確信しており、
自分なりに試行錯誤するのですが、
自己流の域を超えず、ほとんどといっていいほど効果はありませんでした。

この辺に何をしていたのかは、後ほどまとめてお伝えしたいと思います。

そんな予備校生活でしたが、

なんとか1年間の頑張りが最後に成果が出て、

無事第1志望の大学に合格することができました。

◯大学生活

大学生活の4年間に関しては、講義なども自由に席を選ぶことができ、
コントロールできました。

そのため、正直この4年間では、幸いにもほとんど辛い体験をすることはなかったです。

でも、1回だけ、
やはり後ろから、
「なんかめっちゃ臭くない?」
という声が聞こえましたが、
あえて気にしないようにしました。

4年間でこの1回ぐらいだったと思います。

こうなると人間都合が良いもので、

「あれ、もしかして自分ってもう臭わなくなったのかも」

という勝手な解釈をするようになっていました。

ほんと、都合がいいです(笑)

後から、この時間があるときに、もっと色んな根本原因を探る行動をとっていればと
後々後悔しました。

そういうわけで、世の中の例外なく、楽しい4年間を過ごした後で、就職するに至りました。

◯職場での辛さ

職場では、オフィス勤務が始まりました。

新人の頃などは、雑用などもあり、忙しく働く日々でしたが、
その時、私の後ろを通り過ぎる時だけ、

明らかに鼻すすりをする人がいました!(泣)

この時に思ったのは、

「ガーン! やはり治ったというのは、単なる気のせいだったのか、、。いつまでこの問題にひきずられるや_| ̄|○」

という、落胆や諦めの境地に至ったことです。

気にしないようにしようと思いましたが、

1日に何度も後ろを通り過ぎる人がいる中で、

何度も何度も鼻すすりされると、気が滅入ってきますよね((*_*;)

一番辛かったのが、

人事異動の中で、社内でも有数の声高のパワハラ系上司と同じ部門になった時です。

その上司とは、席が何席も離れていたの
できるだけ近くには寄らないようにと、神経を使っていました。

そうした時、その上司が明らかに毎日不快そうにしているのです。

少し遠くで話をしている声を聞いていると、

なんと、人事異動をした直後から、
「異臭がする」と言って、騒いでいるではありませんか!

この時は、動悸が早まり、

「え、自分のことなのか。でもこんなに席も離れているし、、、なんでだろう」

と思いました。

よくよく見ると、私の席の真上が空調の吹き出し口になっているのが目に入りました。

そうです、まさかのその空調の行き先が、上司の席の付近にあたっていたのです。。。。

「終わった、、、」と思いました。

その後も、その上司の行動はエスカレートしていき、

周囲に事あるごとに、「クサイクサイ」というようになり、

職場の設備担当者をいってクレームをいったり、自分でも空調の周りをウロウロするなど、
原因を特定しようと動き回る日々が始まりました。

この時は、正直生きた心地がしなかったです。

よく、出社拒否しなかったと思います。

まぁ出社拒否しようにも、その理由が上手く説明できないという点もありましたが。。。

その時は、必死で対策し、色んなグッズを購入したりしましたが、どれも目立った効果はなく。

できることといえば、

「できるだけその席にいない!」

ということでした。

仕事をしたいのに、自分の席に座れないというのは、なんとも苦痛でしたが。

上司が席にいないときに、集中して仕事をすることや、違う席で調べ物をするなどして、
なんとかなんとか、日々過ごすようにしました。

いやぁ、辛かったですね。。。

そんな体験も経て感じたのは、

このままずっとこの生活が続くのは地獄だな。。

いっそのこと、屋外でする仕事に転職しようかなというマイナスの感情ばかり。

その一方で、
色んな商品が世の中にあるんだから、なにか一つでもヒットすれば、
助かるかもという、わらにもすがる思いで、対策グッズを購入したり、自作したことです。

ようやく、意を決して医療機関も受診するようになったのもこの時です。

それでも、正直この臭いについては、全く解決になりませんでした。

恥ずかしさを偲んで、医師に相談するも、

「気のせいでは」「私には何もにおいませんよ」
と言われ、最終的には心療内科を勧められるばかり。。

いや、実際に職場でうんぬんを言ってみても、その客観的な証拠が示せない以上、
何もすることができなかったです。

もう無理か、、、結局この症状とはずっと一緒に過ごすしかないのかな、、、

そうした諦めの日々の中で、とりあえず、やれることはしようと
大して期待もせず、ネットで商品を購入し試す日々が続きました。

そうした中の商品のうち、ある商品が自分にフィットしている気がすることに気づきました。

最初は本当に疑心暗鬼でしたが、
明らかに臭いを気にする周囲の雰囲気が和らいだ気がするのです。

「あれ、本当にこれって効いているのかも」

今この記事を書いている最中でも、
本当は気のせいじゃないかと思うくらいですが、
現に以前のように、周囲の人からの鼻すすりの回数は減ってきています。

後半の記事では、この商品についてもご紹介したいと思います。

◯前半の終わりに

ここまで、大変長い自分語りを書いてきました。

お読みいただいた方は、ありがとうございます。

少しでも、参考になればと思って今回このNOTE記事を書きました。

後半については、個別の商品を具体的に記載していくので、
恐縮ですが、有料とさせていただきます。

少しでも興味がある方は、ご購入いただけると幸いです。

もちろん、これはあくまでも自分の体験談の範疇を超えないので、
全ての人に効き目があるとは思っていません。

その点だけ、ご留意いただければと思います。

それでは、失礼いたします。

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