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不便なイタリアのトイレ事情

イタリアへ行くたびに「日本のトイレ事情」ってすごいと思う

まず、「お手洗いに行きたい」と思うとほぼ見つかる 駅、商業施設、コンビニ、公園などなど さらには暖房便座にウィシュレットまであったりする

とにかく「日本のトイレ事情」はすごい!のだ


☆公衆トイレが少ない


「あっ、トイレに行きたい」と思った時、イタリアではそこここに自由に使えるトイレはない

あっても「有料」がほとんどで小銭がないと入れなかったりする
トイレットペーパーも備えてある場合と係の人から1回分を受け取る場合とがある

一度、両親を連れてイタリア旅行をした時に2週間ほどの滞在で有料トイレに使った金額は3人(ほとんどが両親)で5000円近かった(確か1回1€)

だから、イタリアに行く際は「トイレ用に小銭」は常備したおいたほうがいい(だいたいが1〜1.5€)

☆便座がない


フィレンツェのフィエーゾレを訪れた時、珍しく無料の公衆トイレを見つけた

一見通り過ぎてしまいそうな外観

ちょうどお手洗いへ行きたかったので利用してみることに
イタリアの無差別に人が使う場所のトイレは跳ね上げ式の便座がないことがほとんどだが、ここの公衆トイレは便座があった トイレットペーパーも備え付けてある

蓋があるのも珍しい

しかし、鍵が閉まらない!
仕方なく隣の個室を除いたら「便座がない!」

だいたいがこのスタイル

そして悩んだ結果、便座がある方をドアノブに手をかけながら使用した(笑

普通の家庭やホテルなどはちゃんと便座があるのに、無料で誰でも使えるような場所のお手洗いは便座がないことがほとんど

☆トイレに行きたいときは


イタリアでトイレに行きたいときは、BarやPasticceriaなどで1杯コーヒーを頼んんでついでに「借りる」のが手っ取り早い

有料のお手洗いは数が少ないし、1〜1.5€支払うくらいならコーヒー1杯飲んだほうが休憩にもなる

あとは飲食店や美術館などに行ったときに、「行きたくなくても」行っておくのがベストだ(ただし、贅沢は言えない場合が多い)

これは私がとあるPasticceriaで借りたお手洗い
雨の日だったので床はちょっと汚れて見えるがきちんと掃除がされている

トイレットペーパーホルダが面白い

しかしながら!便座がない!(笑
なんでないのかはいまだにわからないのだが、壊されるから???

元から便座がないのだ

☆便座がない場合どうするのか?


便座がない場合「中腰でする」か便器の縁にトイレットペーパーを置くか、ペーパーで拭いて直接座るかの3択かな

私の場合、初めてのイタリアで衝撃を受けて2度目のときは「流せる便座シート」を持参したが、うまく載せることができずにほとんど失敗した それにシートを置くにも一度ペーパーで綺麗にしてから置くという一手間がいる

それで今回は「流せるトイレクリーナー」を持参した

これは快適だった♪
100均で売ってる「流せるトイレクリーナー」を小さいジップロックに小分けして常にバッグに忍ばせていた

だから便座のないトイレもクリーナーで「きれ〜〜〜〜〜い」に拭き取ってから、腰を直に据えて使用した

トイレットペーパーに拭きつけて拭くタイプのクリーナーでもいいが、ペーパーが備えてない場合に困るので「流せるトイレクリーナー」の方がいい

☆列車のトイレは?


イタリアの高速鉄道を利用したが、ビジネスクラス車両のトイレでこんな感じ

便座はある

まだ綺麗な方だがお分かりだろうか、便器が濡れているのを

便座をおろすけどこの上に下ろしたくない

こんな時も強い味方!
「流せるトイレクリーナー」でさっと一拭きして使用した

ビジネスクラスのトイレだからあの程度で済んだのだろうか、1等車・2等車に乗車した際にトイレを使っていないので比較できないのだが

車内はこんな感じで座席も広くて快適だ

なんと軽食とドリンクのサービスもあった

☆こんなトイレも


丸見え???

これはトリノ国立映画博物館で模様されていた「ティム・バートンの世界」という企画展を訪れた際に映像を見るブースの座席がトイレだったもの(笑

映画博物館についてはまた別途綴りたい

トリノは初めて訪れたがとても興味深い都市だったので、また別の機会に綴りたい

⇨⇨次回へ続く

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