エルサ渓谷の丘〜コッレ・ディ・ヴァル・デルサ〜①
大学時代の友人を訪ねて「Colle di Val d’Elsa(コッレ・ディ・ヴァル・デルサ)へ ※以降、「Colle(コッレ)」と記載
彼女はイタリア人の旦那さんStefanoと2人の男の子、4人家族
近年、Colleの郊外に家を購入してリノベーションし住んでいる 「屋根裏部屋になるけど泊まっていってよ」とありがたいお言葉をいただきお邪魔することに
フィレンツェからバスで1本でいけるのだが、同じ番号のバスで「直通・主要停留所経由」の2つがあり、行くのに難儀した(笑
その模様は「不便なイタリアのバス」で綴ったのでご興味あればご覧ください
☆Colle di Val d’Elsa(コッレ・ディ・ヴァル・デルサ)地名の意味
「Colle di Val d’Elsa」は訳すと「エルサ渓谷の丘」になる
トスカーナ州のシエナ県にあり、フィレンツェからバスで約1時間ほどでいける
考古学的には紀元前4万年から人が居住していたと言われる歴史の古い場所
高台の旧市街と旧市街したの新市街とに分かれる
Colle最終日、友人の息子くんたちを学校に見送ってから私たちもまずは旧市街(Colle Alta/コッレ・アルタ:上アルタ)を散策することに
◆旧市街:Colle Alta(上アルタ)
駐車場に車を停めて、高台にある旧市街を散策
前日の雨もすっかり止んで気持ちの良い朝、まだ街はみずみずしさがあって輝いて見える
旧市街は「天空の街Volterra」のように丘の上に城壁に囲まれてある
◆Bar Caffè Pizzeria Santa Caterina(バール・カッフェ・ピッツェリア サンタ・カテリーナ)
見晴らしのいい場所にオープンカフェがあったので2度目の朝食?をすることに
Piazza S.Caterina(ピアッツァ・サンタ・カテリーナ/サンタカテリーナ広場)に面した場所にある「Bar Caffè Pizzeria Santa Caterina」はジェラートも美味しいらしい(友人曰く)
スタイリッシュな店内、朝食時間からは少し遅めの朝なので空いていた
毎度のクロワッサンとカップチーのをいただく(友人はチョコレートが入ったものをチョイス)
2番も泊めてもらって、友人家族ともニャンコ3匹とも過ごさせてもらい、StefanoにはVolterraまで案内してもらって本当に感謝
話は尽きないけどバスの時間もあるので移動することに
◆旧市街は大きな道が本通りと本通りに並行した路地が1本の2本
旧市街は高台にあり大きな通りも2本と小さな集落だが、とても情緒がある
本通りの「Via Francesco Campana(ヴィア・フランチェスコ・カンパーナ/フランチェスコ・カンパーナ通り)」を下っていく
どこを撮っても絵になる(どこの街に行っても言っているが、笑)
◆Il Baluardo(イル・バルアルド)
フランチェスコ・カンパーナ通りから細い道へ入りさらに歩みを進めていくと、目の前に「大パノラマ」が広がる「Il Baluardo」と言う場所に着いた
Colleの景勝地で新市街のバスが到着する場所から5分ほど歩いた場所にエレベーターの乗り口があり、そこからエレベーターを使って上がると旧市街の城塞の堡塁にあたるこの場所に着く
丘陵地で高い山がないので新市街から遠くまで見渡せる
しばらく絶景を楽しんだら元来た道を戻って駐車場へ
車で新市街のColle Bassa(コッレ・バッサ/下コッレ)へ移動だ
☆イタリア屈指のクリスタルの里
ちなみに今になって知ったのだが、Colleは「クリスタルの産地」として名高く、世界の15%・イタリア国内の95%のクリスタル製品を産出しているのだとか
クリスタルといえば、スワロフスキー、バカラくらいしか知らなかった
余談だが私はコロナの始まった2020年に年号入りのバカラのタンブラーを「コロナが終わったら祝杯をあげたい」と「半ば願掛け」をして購入した
しかし、その年にはコロナは終息するどころかますます猛威を振るっていた
それで翌年2021年も年号入りのバカラを購入、2022年も。。。。そのうち「コレクター」になってしまい毎年購入している(笑
でもColleがクリスタルの里なんだったら、1つくらい何か記念に買えばよかったな、なんて今になって思う
クリスタル工場跡地が博物館になっていて、クリスタルの歴史や原料、製造工程などを学べるとか それなら私でも見てみたかったかも
⇨⇨次回へ続く