【ただのゴミ】執行草舟『脱人間論』書評
私は執行草舟氏の過去作、『生くる』『根源へ』『魂の燃焼』を読み、少なからず感化されることがあったので、先月発売された新刊『脱人間論』も読んでみた。
最初から最後まで読み通してみたが、その感想としてゴミであると断ずる。ただしこれは危険なゴミだ。熱量があるゆえに感化される人が出てくるだろう。執行氏が毛嫌いしている核爆弾を製造する過程で生ずる、核燃料のような本である。
私は非常に怒っているのだ。このような本を金を出して買ってしまった自分の迂闊さが許せないのである。ゆえに、この書評は