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隣人愛って大切

「隣人愛(アガペー)」って何かご存じですか?

復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。わたしは主である。

レビ記19章18節

隣人愛とは、隣人を自分自身のように愛すという考え方です。
上記はキリスト教の正典である、旧約聖書のレビ記に書かれています。
隣人愛は、キリスト教の中心概念であり、キリスト今日が最も大切にしている考え方であるのです。

私は、中学から大学までキリスト教の学校に通っていました。そのため、毎日のようにこの隣人愛という言葉を耳にしていました。
当時の私は、隣人愛ってなんだ?と思っていたのですが、隣人愛ってスポーツの中でもすごい大切であると感じるようになりました。

隣にいる人を自分自身のように愛す。
学生時代、誰かのために役立つことをしなさいと、私は常に教えられてきました。自分に何かを与えるのと同じように、他者にも同じように与えなさい。愛は、受け取るものでなく、与えるものであると。

誰かを思いやり、誰かの役に立つ。そして、時に自分も誰かに助けて貰う。

私は、チームスポーツはこの隣人愛でできていると思います。バレーボールもサッカーもラグビーも1点を取るために、ボールを繋ぐ競技です。繋ぐためには、ボールを託す相手のことを思いボールを渡さなくてはいけません。また、時にはチームの得点のために、自分を犠牲にすることもあります。

チームの誰が得点しても、それはチームの得点です。はたから見たら、一人の得点に見えるかもしれませんが、その人が得点するまでには、多くの人が関わっていると思います。

そして、チームスポーツは一人で勝つことができません。そのため、チームの一人ひとりが隣人愛を持って、いかに他者を思いやれるかがチームスポーツでは大切なのだと思います。

忘れがちな隣人愛ではありますが、常に他者を思って、これからも誰かの役に立てるよう頑張らなくちゃいけないですね。

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