隣人愛って大切
「隣人愛(アガペー)」って何かご存じですか?
隣人愛とは、隣人を自分自身のように愛すという考え方です。
上記はキリスト教の正典である、旧約聖書のレビ記に書かれています。
隣人愛は、キリスト教の中心概念であり、キリスト今日が最も大切にしている考え方であるのです。
私は、中学から大学までキリスト教の学校に通っていました。そのため、毎日のようにこの隣人愛という言葉を耳にしていました。
当時の私は、隣人愛ってなんだ?と思っていたのですが、隣人愛ってスポーツの中でもすごい大切であると感じるようになりました。
隣にいる人を自分自身のように愛す。
学生時代、誰かのために役立つことをしなさいと、私は常に教えられてきました。自分に何かを与えるのと同じように、他者にも同じように与えなさい。愛は、受け取るものでなく、与えるものであると。
誰かを思いやり、誰かの役に立つ。そして、時に自分も誰かに助けて貰う。
私は、チームスポーツはこの隣人愛でできていると思います。バレーボールもサッカーもラグビーも1点を取るために、ボールを繋ぐ競技です。繋ぐためには、ボールを託す相手のことを思いボールを渡さなくてはいけません。また、時にはチームの得点のために、自分を犠牲にすることもあります。
チームの誰が得点しても、それはチームの得点です。はたから見たら、一人の得点に見えるかもしれませんが、その人が得点するまでには、多くの人が関わっていると思います。
そして、チームスポーツは一人で勝つことができません。そのため、チームの一人ひとりが隣人愛を持って、いかに他者を思いやれるかがチームスポーツでは大切なのだと思います。
忘れがちな隣人愛ではありますが、常に他者を思って、これからも誰かの役に立てるよう頑張らなくちゃいけないですね。