【創作小説の裏話】ハーモニー 登場人物や事象の名前について
今回、創作大賞2024にハーモニーという初の長編ファンタジー小説を応募した。一体、何人の方に読んでいただけるかは、皆目見当もつかないが、読者の方に一瞬でも「面白い」と感じて頂ける瞬間が訪れたなら、この上ない喜びだ。
「裏話」ということで、この記事には登場人物たちの名前の由来等について書いていこうと思う。まだ小説が未読の方はぜひ読んでいただきたい。その後でこちらの記事を読んでいただければ、「へ~。こんな意味が込められていたのか」みたいな発見も味わっていただけるかもしれない。
★名前の由来★
登場人物、場所、概念、あれやこれやの名前を考えるのは結構大変だった。たくさん考え過ぎて頭の中がパンク寸前…という程ではなかったが、やっぱり苦労した。
ローゼンメイト:バラの「ローズ」を崩して、メイトと掛け合わせた。
ラファ―タ:ピアノの音階・ラとファを取り入れ、女性名に工夫。
レシータ:ピアノの音階・レとシを取り入れ、女性名に工夫。
アンティークショップ・アネモネ:昔読んだ少女漫画に出てきた花の名前が印象に残っていたため。
ピッコロ:楽器の名前。響きがかわいかったため、採用。
東の町・クルヴィア:メヌエット「アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集」(作曲:ペッツオルト)より、の「クラヴィーア」を少し変更してみた。
キューレ先生:リヒャルト・ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を基にした。
ヴェタニア:「ヴェネチア」を基に少し変更した。
ピナトゥス:なんとなくの思い付き。
フレア:ゲームのとあるシリーズの登場人物名。
ジル:なんとなくの思い付き。
ロビン:ロビンフッドから。
ミア:かわいい響きの女性名だと思ったから。
ザック:ゲームのとあるシリーズの登場人物名。
サーシャ:漫画に出てきた登場人物名。
スピネル・シトリン・ラリマール:それぞれ、赤・黄・青の宝石の名前
ノーティ:英単語naghtyから命名。いたずらっ子という意味。
セレナーデ図書館:ドイツ語で夜曲・小夜曲という意味
ステラ:なんとなくの思い付き。
1000メゾ:メゾフォルテ、メゾピアノ の「メゾ」を貨幣単位の名前にした。
グラツィア:なんとなくの思い付き。ただ、今思い返すと「クラヴィア」と似ているな…と反省。
スタイシュ・イシュター:なんとなくの思い付き。
マギ:とある漫画の作品名から拝借した。
伝説の楽譜・イリス・シエロ:「イリス」は漫画のサブキャラから、「シエロ」はスペイン語で空という意味。
シンフォニア:シンフォニー(交響曲)を少し変更した。
いや、こうして振り返ると、結構ネーミングって根気とパワーがいるのね(-_-;) 外国語でカタカナ言葉ということもあり、名前・名称を考えるのはかなり大変だった。
創作の世界では、以前書いた作品と名前が被ってしまうことはルール違反らしいので、しっかり記録を取って気を付けようと思う(笑)
トップ画像はアネモネの写真。「アンティークショップ・アネモネ」の花を、実は見たことなかったが、今回、載せようと思った。
ここまでの記事に目を通してくださり、ありがとうございました!!「ハーモニー」を通して、皆さんの心の片隅に少しでも残る何かを届けることができれば幸いです:)