【つぶやき&ひとりごと】060262023
6月24日・6月25日の二日間は、濃い土日を過ごした。何が「濃い」のか。その名も図書館巡り!いや、実際訪れた図書館は二カ所だけであり、そのうち一つは行きつけの図書館。とてもじゃないが、「図書館巡り」とは言えない。しかし、本好き・図書館好きの私にとって、とても充実した時間を過ごすことができて大満足の二日間だった。
24日は度々活用している図書館αに足を運んだ。身バレを防ぐため各図書館の名前をα(アルファ)とβ(ベータ)とする。本当は堂々と図書館名を明かして、ぜひ読者の皆さんにも足を運んでもらいたいのだが、何にせよ身バレが怖い。ので、ここでは名前を伏せておく。
図書館αは、ある年に年間図書貸し出し冊数一位を記録するほどの人気を博している。絵本棚、洋書棚、多読本、特集本、雑誌・新聞・小説・ティーンズ向け・エッセイ・旅行・料理・健康関連・子育て関連・パソコン・ビジネス・文庫などなど目白押しの書架がずらりと並ぶ。私のお気に入りは、小説と洋書・多読コーナーだ。
小説棚では、作家ごとのジャンルで読みたい本を簡単に探すことができる。最近、ふと手にとって読んでみた小説がこれまたドンピシャで面白かった。タイトルは「ムゲンのi(上下巻)」(知念実希人著)。何日も眠り続けてしまう奇病・イレスに罹った患者たちを救うべく、夢の中に入り、ドクターである主人公が謎解きをする医療×ミステリー×ファンタジーの物語。裏では連続殺人事件の不穏な展開が繰り広げられる。イレス患者を全員目覚めさせることはできるのか?!事件との関連は?!! ハラハラ・ドキドキがMAXになり、ページを捲る手が止まらなかった。皆さんに是非読んでいただきたいおススメの作品だ。
洋書棚もお気に入り。多読本コーナーでは主に英語の絵本を読むことができるのに対して、洋書棚では英語に加えスペイン語や中国語、韓国語等の原書を読むことができる。私は全く洋書を読めないが手に取ってページを捲る度に「絶対に洋書を読めるようになりたい!」という闘志が湧き上がってくるのだ。
25日は図書館βに足を運んだ。電車とバスを使わないと訪れることができない距離に位置するので、足掛け通うのは不可能だ。だが、今まで私が行ったことのある図書館は、図書館αともう一つ別の図書館θ(シータ ここでは紹介は省かせてもらう…)のみ。本の虫であるからには、色々な図書館を見てみたい!ということで図書館βにも訪れた。
図書館βは1F~4F各カテゴリーの書架がずらりとならぶ大型ライブラリー。フロアが4つもある図書館は初めてでとてもワクワクした。初めて見る本も多く、手にとってはページを捲るを繰り返した。
どのコーナーもとても充実していたが、とりわけティーンズコーナーが素晴らしかった。私好みの本がこんなに?!と驚くほどたくさん書棚に並んでいた。驚愕してしまう程の蔵書数に加え、個人学習スペースも充実していた。ノートや本を広げて黙々と勉強に打ち込む人を多数見かけた。実は私は大学図書館以外の図書館で勉強をした経験がない...。少しは勉強せねば、と悶々とすることもあるが図書館に来たからにはやっぱり本を読みたい。
あと、多読や洋書コーナーもあった。ただ、このコーナーに限り、図書館αの方が蔵書数は充実していたかな、と感じた。しかし、初めて見る作品も多く、胸がときめいた。
残念ながら図書館βはその後の予定が詰まっていたため、長居できなかった。時間を見つけて、また訪れたい。
noteでも、noterさんたちが綴るおススメの図書館記事について拝読してみようと思う。本気で『図書館に住めないだろうか』と考えてしまう今日この頃。どうすれば図書館の需要を高め、多くの人に足を運んでもらえるかについても考察してみようかな。また、各地域の図書館が取り組んでいる活動についても調べてみると面白そう。
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