呼吸を見直す-HLTのルームディフューザー

2023年のゆるりとした抱負は「週に1度でいいからブログを更新すること」とした。と言っても、1月がスタートしてから早くも1/3が経過しようとしている。さっそく幸先が良くない。
そもそもこのnoteの再稼働自体がいつぶりかも分からないレベルなので、ここはひとつ心機一転な記事でもあげるべきなのだろうが、正直そんな大した心意気もあるとは言い難い。なので至って普通に、かつ定番の「2022年に買ってよかったもの」をマイペースに綴っていくこととした。

まずは小嶋陽菜ちゃんがプロデュースを務めることで知られるHer lip toのルームディフューザー。私が購入したのはGOLDEN HOUR。

https://herlipto.jp/products/2220423010

2022年8月、小嶋さんが表参道にオープンさせた実店舗House of Hermeにて購入したもの。HLTの香りモノは他にもROSE BLANCHEのキャンドルだったりパフュームオイルだったりも愛用している。
そのROSE BLANCHEと並んで大好きなのが、GOLDEN HOUR。

南イタリアのカプリ島の黄昏時“GOLDEN HOUR”に、太陽が波にきらめきながらゆっくりと沈む様子をオマージュしたパフュームオイルです。

陽光をたっぷりと浴びたマンダリンとリリーオブザバレーをトップとミドルに、ラストにはシダーウッドやムスクのRefreshingでいてRelaxingな香りが立ち上ります。

https://herlipto.jp/products/2220423010

オシャレだ。香水の説明ってのは大体そんなもんなんだが、オシャレだ。
私は香りモノがとても好きな一方で、ルームディフューザーだけはどうにも「コレ」というものには巡り合ってこなかった。単調な香りはどうにも飽きやすいし、かといって複雑に絡み合うというか「奥深い」とされるものはなぜか総じて"香料"がキツく感じられ、まるで鋭い針先が私の嗅覚を刺すようだった。

しかしHLTのディフューザーは違った。8月に購入してからいまも毎日ずっと、自室と私をそっとヴェールで包むように柔らかく、優しい。
それでいて、このGOLDEN HOURはまるで「お花屋さん」のような香りがするんである。
いや、上記の引用で「カプリ島の黄昏時」って公式が既に素晴らしい例えをされてるんだけども。私の鼻にはまるで花屋に入ったときの、あらゆる緑と蜜、花弁に転がる雫の混じり合った匂いとして届くんや。黄昏時のカプリ島に行ったことないからわからんのや。黄昏時のカプリ島が青山フラワーマーケットや日比谷花壇の店内の匂いがするとは私も思ってないよ。許してくれよ。

やっと「コレ」というルームディフューザーを導入したことで、久しぶりに"QOLが上がる"日々を体感している。
本当にストレスなく私を撫でるように香ってくれるので、嗅覚がコレを察知すると「はっ、良い匂いがする!」と気持ちが少し上を向くんである。
そして胸いっぱい香りで満たしたくなって、スゥッと深く呼吸ができる。そのたびに「普段の呼吸、浅くなりがちなんだよな〜」と自覚する。

さすがにオイルの残りが1/3くらいになってきた。磨りガラスのような容器も超可愛いので引き続き使いたく、リフィルを切望している。いや、容器をフラワーベースとして活用して新しく買い直す方向もなくはない、なくはないが……。
(小嶋さん… …聞こえますか……あなたの心に直接 ……呼びかけています……リフィルを出すのです… …引き続きこの容器を……愛用させるのです……)

他にもHLTで購入して「これ、買ってよかったブツ上位だな〜」ってのがあるので、その話はいずれ。
以上、黄昏時のカプリ島からの更新でした。嘘だよ。

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