amiのアフリカウルルン滞在記③
2009年から
2011年の約2年間
日本から遠く離れた
西アフリカのブルキナファソ
という国で暮らしていました。
アフリカのこと
ブルキナファソのこと
世界のことを
少しでも知っていただけたらと思い
アフリカで過ごした日々を思い返しながら
綴っていこうと思います( ◠‿◠ )
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ブルキナファソに着いて
はじめての試練がやってきました。
ブルキナファソには
一人でやって来た訳ではありません。
行く前には
2ヶ月の語学(フランス語)を
含めたさまざまな訓練があり
こちらに来てからもずっと
同期の仲間11人と
行動をともにしてきました。
日本を出る時も
ずっと仲間と一緒だったので
テンションも高く、
半分旅行気分のようでした。
現地に着いてからも
1ヶ月の訓練があったのですが、
その間に
「3泊4日の村ホームステイ」
という最初の試練が待ち構えていました…
(*゚▽゚)
一人ひとり順番に名前が呼ばれ
知らない村に降ろされていきます。
事前にスタッフの方から伝えられたことは
◉体調不良などで続行不可能の場合
研修所に戻ることができる
◉水は出されても飲まない方がいい
(お腹を壊すため)
ということでした。
まるで、
バラエティ番組の罰ゲーム?
のようなかんじ。ドキドキ
一体どんなところに
連れていかれることやら…
不安と緊張の中、
わたしはニキエマさん一家に
ホームステイすることになりました。
出迎えてくれたのは
ラシェールという笑顔が素敵なママと
旦那さん、そしてその子どもたち(^^)
ホッ♡
6歳のローと2歳のパピ。
早速水が差し出されました!ドキッ
※風習として出迎える時に水を出すそうです
かる~く口をつけ 飲んだふり…
ふぅ~。。。
会話はほとんど現地語・・・
何を言ってるかさっぱりわからない・・・
片言のフランス語と笑顔と
ボディランゲージでなんとか
コミュニケーションをとろうとする私。
言葉が通じれば
もっと色んなことを聞いたり
話したりできるのになぁ…と思いながら
そんな中
ラシェールは村を案内してくれました💡
村の子どもたちと出会い
あまり写真を撮られることもないため
みんな無表情(笑)
近所ではこんな風に髪を編んでる人がいたり
洗濯中だったり
料理中だったり
「私のことキレイに撮ってね~!」
と何度も撮らされました(笑)
家の周りにはふつーに
鶏やヤギ、牛、豚がいて、、
すべてがはじめて見る光景🌱
さぁ!夕飯にしよう!!
ということになり、
目の前を歩いている
鶏を捕まえ 絞めはじめる…
あれよ あれよと
言う間に鶏さんがぁぁぁ。。。
🐓🐓🐓🐓🐓🐓…
日本だとスーパーに行ったら買えるけど
ここはアフリカ。
小さな村。
スーパーなんて、存在しない。
さっきまで生きていた鶏さんが
じっくりコトコト煮込まれて
あっ!という間に食卓に🍛
あぁ、、
命を頂くということは
こういうことなんだと
身をもって感じたのでした。
村で迎えるはじめての夜。
部屋は一人部屋を
用意してくれていましたが
真っ暗。
虫にさされないよう蚊帳を持ってきたけど
真っ暗だし取り付けできず、、
マラリアになったらどうしよ~という不安と
動物たちの鳴き声で
ほとんど寝れず…
心細い夜。
日本が恋しくて恋しくて
たまらなくなりました。
朝になり、、
「ブヒッ」
「ヒヒーン」
「コケコッコー」
と動物たちの声で目覚める。
ああ…
そうだった。
ここはアフリカだった…
なんだかすごいところに
来てしまったのかもしれない
と今さらながら実感するのでした
(;▽;)
ラシェールは
その後もブルキナ滞在中に
私にとってかけがえのない存在
大切な心の支えになることに。🌷
出逢いに感謝
つづく。